はじめの検査はMRI

閉所と暗所恐怖症なのでとても不安

でも受けないと前に進めないからなんとか耐えてみる

 

仕事を早退して念のためメイクを落として病院へ

受付でマイナンバーカードの認証時 ノーメイクで顔認証されなかったら気まずいので暗証番号認証にした

放射線科の受付をしてから ここで合ってる?というぐらいに待たされる

やっと名前が呼ばれたのでMRI室へ

ロッカーに案内され、用意された検査着に着替える

着替える場所が狭すぎて肘やら膝やらを強かにぶつける

そのたびにロッカーがとんでもない音を立ててものすごい気まずい

 

着替えが終わったら金属探知機で金属が検知されないか調べる

説明を受けて看護師さんが点滴のルートを取ってくれる

今日は造影剤を入れてのMRI

 

MRIの装置のある部屋は暗くてちょっと不安になる

女性の技師さんにうつ伏せになって両胸を空いているスペースから下に垂らすように姿勢を取るように言われる

カチカチの樹脂が当たる箇所が何か所かあるけど30分ぐらいならなんとかなると思いたい

造影剤は開始から10分ほどで機械で入るけどアナウンスするので

なにかあったらナースコールみたいなボタンを押してくださいと握らされる

装置が動いて暗くなった瞬間 顔の下に敷かれたタオルで視界が遮られ

心臓が苦しくなるぐらいに不安になってパニックになりかけたので慌てて技師さんにタオルを外したいと申し出る

タオルを取ってもらったら全然大丈夫になった

ちょっとのことであんなにパニックになることに自分でも驚いた

 

うるさいので、とヘッドホンをセットされ検査がはじまる

確かにガンガン音がしてうるさいのだけど別に私は気にならないどころか

ホワイトノイズみたいで落ち着いてしまい つい寝てしまう

「造影剤入ります ご気分大丈夫ですか」とアナウンスがあり大丈夫ですとカスカスの声で答える

ちょっといい感じの昼寝をしてるぐらいのリラックス

さっきのパニックはなんだったのか

 

造影剤が入ってきたら身体がなんとなくざわつく感じがあった

それも少しの間だけで特に不快でもなかった

最初痛くなるかと思った樹脂に当たっている箇所も大丈夫そう

もうひと寝入りして回復したぐらいで無事に検査も終了した

 

着替えるときに身体をみたら 樹脂が当たっていたところもそのほかのあちこちもびっしりと機械の跡がついていた

 

造影剤の副作用かその日の晩と次の日は水便だった