ろう重複障害の子どもたちとのコミュニケーション――つながる、わかちあう視点を探る
3,080円(税込)
松﨑 丈/著
224ページ 明石書店 (2025/9/8)
ろう重複障害とは、聴覚障害に加えて知的障害や発達障害などを併せ持つ状態を指す。これは単なる障害の足し算ではなく、個々に異なる複雑な課題状況を生じさせる。
現在、ろう重複障害児に関する情報は十分に整理されておらず、親や教師は単一障害の情報を頼りに試行錯誤するしかない状況にあり、その結果、精神的に追い詰められることも少なくない。
本書では、具体的な事例を通して、ろう重複障害の子どもたちとのコミュニケーションのあり方を探る。特には、子どもの生活とことば(手話や手指サインなど)のつながりを重視し、個々の事例を丁寧に描くことで、読者が具体的な手がかりを得られるように工夫している。また、現場の教員や支援者が各視点についてより深い理解を得られるよう、重要な概念・用語を詳しく説明する。
ろう重複の子どもたちとのコミュニケーションの形成・展開に取り組む専門家の地平を拓き、子どもたちと親御さん、教員・支援者との関係性に希望と安心感をもたらす実践的な一冊。
(サイトより引用 情報提供:松崎丈様)
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「Ⅰ章 子どもたちから学んだこと」から当事者と向き合い、
「子どもが注意を向けている何かに注意を重ねる」
「子どものちょっとした何気ない動きに着目する」
ことなどから、実践的にどのように寄り添って行けばよいかの答えを見いだしていきます。
「Ⅱ章 コミュニケーションの視点」では、
「構成原則に基づいた構成信号系の分類」
「日本手話のCLと構成信号系の関係」
などの項で理論的に整理され、ろう重複障害に限らずコミュニケーションの理解を深めることができそうです。
オガワも「たましろの郷」でなかまの皆さんと関わっています。
さらに学んでいこうと思います。
