聴覚障害の子ども逸失利益裁判 健常者と同等とする判決確定(NHK関西 2/5)

 

2018年2月、大阪・生野区でショベルカーが歩道に突っ込む事故が起き、近くの聴覚支援学校に通っていた井出安優香さん(当時11)が亡くなりました。

女の子が将来得られるはずだった収入をどう算定するかが争われ、2審の大阪高等裁判所が健常者と同様に全労働者の平均賃金から減額せずに算定すべきと判断した裁判で、事故を起こした運転手側が上告せず、判決が確定しました。

【弁護団“安優香さんが懸命に生きた証し”】
弁護団は、「2審の判決は、差別を許さない『あるべき社会』の実現に向けて重要なメッセージを社会に投げかけました。安優香さんが11年間、懸命に生きた証しであり、両親をはじめとする家族の深い愛情があったからこそと考えています」としています。
そのうえで「裁判所や弁護士など障害者の逸失利益の算定に関わるすべての人がこの判決の意義や趣旨を深く理解し、『障害があるから当然に逸失利益を減額する』という差別的な取り扱いを改めることを強く願います」としています。

(サイトより引用)

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聴覚障害の当事者も加わって大きな成果につながりました。

私たちの障害利益を傍目から評価されることには大きな憤りを感じます。

それでもICT技術の進歩、社会環境の変化、何より当事者を中心とした動きで社会的な理解につながったことには喜びを感じています。

当事者のひとりとして、関わった皆さんを誇りに思います。