賃金と社会保障 2026年3月上旬号(№1893)
2,200円(税込)
賃社編集室 /編
㈱旬報社(2026/3/10)
66ページ
特集◉聴覚障害をもつ未成年の子の逸失利益
*障害者のいのちの値段とは?[水田敦士]
*障害児の逸失利益に関する大阪高裁判決の意義―自身の研究史とも関連させて[吉村良一]
*大阪高裁2025年1月20日判決に寄せて[若林三奈]
*合理的な将来予測に基づく判決[城内 明]
*判決が社会事情の変化に追いついた―特別支援教育の専門家の視点から[松﨑 丈]
*意見書・基礎収入の算定における聴覚障害者差別[川島 聡]
◇社会保障・社会福祉判例◇聴覚障害をもつ子の逸失利益訴訟 大阪地方裁判所判決(令和5年2月27日)・大阪高等裁判所判決(令和7年1月20日)交通事故死した先天性の聴覚障害を有していた児童の相続人らが提起した損害賠償請求訴訟において、聴覚障害による就労上の制約等を踏まえて逸失利益を減額した一審判決に対する控訴が一部認容され、被害児童が就労可能年齢に達したときの労働能力の見通しや聴覚障害者をめぐる社会情勢・社会意識や職場環境の変化を踏まえ、被害児童については全労働者平均賃金を減額するべき程度に労働能力に制限があるとはいえないとして平均賃金を減額することなく死亡逸失利益が認定された事例
(サイトより引用)
--
特集「聴覚障害をもつ未成年の子の逸失利益」
2018年、大阪で聴覚支援学校に通う井出安優香(あゆか)さん(当時11)が重機にはねられ死亡した事故を巡り、重機の運転手や勤務先だった建設会社に、健常者と同額の賠償を認めた裁判がありました。
今回の特集のテーマになっています。
裁判当時から関係者の注目を集めていましたが、久保弁護士や松崎教授など、聴覚障害当事者の支援があり、最終的にご両親の主張が認められたこと、関係者に圧倒的な、尊厳が守られた喜びを与えてくれました。
オガワは知らなかったのですが、「賃金と社会保障」誌は、毎月2回発行される、社会保障を専門的にあつかう雑誌らしいです。論文が多く学術性が高いようですが、社会保障の実務に関する興味深いテーマが取り上げられています。法律家や研究者、実務担当者が読むのでしょうか。
