中野区立中央図書館 ボランティア講座「体験してみよう!手話でのおはなし会」

2月11日(水・祝)10:30、地下セミナールーム。講師に中野区聴覚障害者協会理事・事務局長の米内山昭枝さんをお招きして開催。

定員20名のところ定員を超える申し込みがあり、当日は大人17名、幼児5名の22名で実施しました。オガワは講師の読むタイミングにあわせ、絵本のページめくり等する黒子役w

 

今回講師が選んだ絵本は、次の5冊。

聞こえる子どももそうだと思いますが、聞こえない子どもも、何度も繰り返し、読んで!読んで!という本だそうです。

 

「おつきさまこんばんは」…顔の表情、相手との距離・関係性・位置関係等の表現

「どうすればいいのかな?」…毎日身につけるものの表現

「ふしぎなナイフ」…モノの質感の動作的表現
「もこ もこもこ」(大型絵本)…オノマトペ的な動作表現

「ぞうくんのさんぽ」(大型絵本)…相互の関係、繰り返し・物語性の表現

といった点で、手話で語り見せ?(聞かせでなくw)するにはとても親和性が高かったです。写像的表現に適した絵本なのだと思います。

 

オガワは特に「ふしぎなナイフ」の表現が、手話でいうCLに相当する内容で、とても興味深く感じました。参加者の大人にも幼児にも、どう表せばいいんだろう?と考えさせて、ウケてました!講師は手話指導にもよく使っているそうです。

ただページの左上に日本語の説明が載っていますが、米内山さんが子どもに語るときにはシール等で目隠しするとのこと。ナイフそのものの質感、表現を楽しんでほしいので、日本語はその後、読めるようになってからでよい、概念が十分に育った後に身につければよい、というお考えのようでした。そりゃ子どもには「なんて書いてあるのー?」と聞かれるでしょうねえ。概念をもっていない子どもに語るには、邪魔になること、想像できます。

それと、そもそもナイフの概念がないと伝わらないわけです。ナイフにさわったこともないような乳児にはわからない点は、講師も考慮して選択する必要があると(いう趣旨の)話していました。

 

大人も幼児も90分間、最後まで惹きつけ続ける講師、すごいです!

その助手役、初めてでしたが、とてもよい経験をさせていただきました。

※蛇足ながら、質問があったので記載しておきます。
米内山昭枝さんは、2023年1月に亡くなられた米内山明宏さんのパートナーさんです。