特別寄稿 難聴の早期発見のため耳鼻咽喉科受診勧奨にご協力を(日医on-line 9/5)

 

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は令和6年7月から難聴に関する啓発キャンペーンをACジャパンの支援の下で開始しました。主たるメッセージは「聞きかえし、聞き間違いが多くなったら、耳鼻科での聴力検査をお勧めします」というものです。

日本国内においては聴力に関する健・検診は学校保健安全法施行規則に基づく学校健診と労働安全衛生規則に基づく労働者健診のみであり、非就業者や退職後の特定健康診査・後期高齢者健康診査において聴力に関する項目は問診を含めて一切含まれていません。

そこで日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会では、健・検診に聴覚に関する項目(問診及び検査)を加えるための働き掛けを行うとともに、一般市民の方に対しても聴覚に関する意識をもって頂けるように啓発活動を進めています。
学会として80歳になっても30デシベルの聴力レベルを保つことを目的とした「聴こえ8030運動」を開始するとともに、前述のACジャパンの支援において行う難聴啓発キャンペーンを開始いたしました。

(サイトより引用)

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難聴の問題、WHOの取り組みをはじめ国際的に大きなトピックになってきています。

学会でも啓発に取り組むこと、心強いですね。

当事者側でも歩調をあわせた取り組みが望まれます。