解説音声を感情豊かな字幕にしてスマートグラスに表示するシステムを開発(DNP 1/22)

 

大日本印刷株式会社は、聴覚に障がいがある人もアート作品を一層楽しめるように、ガイドスタッフや体験会参加者の音声等をテキストにしてスマートグラスに字幕表示するシステムを開発しました。本システムでは、テキストデータの内容に合わせて、最適なフォントを表示する「DNP感情表現フォントシステム」を活用します。

本システムは、東京都の「西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム」における「先端サービス実装分科会プロジェクト」として採択を受け、開発パートナーである株式会社アイシンの協力のもとで開発しました。この連携により、リアルタイムで音声を認識し、スマートグラスに字幕を表示することが可能になりました。また、スマートグラスに接続した指向性マイクを解説している人などに向けることで、聞きたい方向の音声を拾って字幕に表示することができます。

本システムでは、テキストデータの内容を自動解析し、そこで表現された感情や話題に合わせて自動的にフォントを切り替える「DNP感情表現フォントシステム」を活用します。

DNPは、2023-2025年度の新中期経営計画の注力事業領域として「コンテンツ・XRコミュニケーション関連」を掲げ、リアルとバーチャルの空間を融合する「XR(Extended Reality)」の技術を活かし、新しい体験と経済圏の創出を目指す「XRコミュニケーション®事業」を展開しています。
その一環で、スマートグラスを利用したMR体験について、機能や用途の開発等を継続するとともに、ユニバーサル・コミュニケーションの一助となる製品・サービスを美術館・博物館や企業・自治体等に展開していきます。

(サイトより引用)

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都庁内の野外パブリックアートでの展示は終わっているようです。

今後の展開に期待します!