【メモ】筆談の壁

 

「障害の社会モデル」について
WHOの採択した、ICF(生活機能分類)の中心的概念。
「障害」を本人に原因があるのではなく、周囲の環境との相互作用に原因を見る考え。
「コミュニケーションができない」ことは、聞こえない本人に原因を求めるのではなく、本人と周囲のコミュニケーション環境に原因があると見つめたい。
→聞こえる人が「書く」ことが義務ではない。
 聞こえない人が「書いてもらう」ことが義務ではない。→負担感
 お互いに楽にコミできる方法が必要。従来はよい方法が限られていた。

聴覚障害者自身が、自分の障害、コミュニケーション状況を理解していない。
相手に「聞こえない」と説明できない。どうしてほしいか、言わない。
多くの場合、相手に説明する方法を学んでいない。
→多くの混乱、心理的不満足感
→聴覚障害者本人の責任とは捉えたくない。
何も言わなくてもわかるようになっているのが、本人にとって、よりベターな解決。

→多くの利用者が訪れるカウンターでの音声認識表示に期待。
 常時システムを用意していると定着する

問題 システムが大きいと移動が困難
→個人相手ならスマホ、タブレット
人数が多い場合は、レルクリアのようなシステムを可搬型にするとよいのではないか。