邦画のバリアフリー対応推移(MASC調べ)

*2023年興行収入10億円以上の邦画34本中、33本がバリアフリー化された。


【考察】
音声ガイドは、2016年までは制作しても、ボランティア等が映画館に行って、FMラジオで実施する方法しか無かったため、年間数作品しか対応していませんでしたが、「スマホで聴く音声ガイド」で、いつでもどこでもを実現したたため、制作本数が一気に増えました。
字幕ガイドについては、元々スクリーンに字幕を表示する「字幕付き上映」は、映連(松竹・東宝・東映・KADOKAWA)中心に実施されてましたが、映画上映期間の数日のみ対応という閉塞的な状況でした。「メガネで見る字幕ガイド」により、いつでもどこでもを実現したので、対応本数は増え続けています。(一部劇場で字幕メガネ貸し出し中)

(サイトより引用)

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令和4年に続き、バリアフリー上映作成した映画本数は若干増える傾向が見えますが、2023年はコロナが落ち着いたためか邦画公開本数が676件と、2019年に次いで大きな数字になっています。
関係者のご尽力にエールを送ります!