新たなドキュメンタリー制作にローカル局が挑戦 ろう者俳優による手話付き放送 世界一きれいな言葉とは?(HTB 2/1)

北海道美瑛町で暮らす春日晴樹さん。生まれつき耳が聞こえない「ろう者」です。妻の史恵さんも、幼少期の高熱が原因で10歳の時に聴力を失いました。子どもたち2人は耳が聞こえます。
春日晴樹さん:「一般の人からすると聞こえる世界が当たり前。その当たり前が分からないけれど、聞こえない世界が当たり前で、聞こえる人からすると分からないのと一緒なのかな」。

音のない世界を生きる2人にとっての言葉は「手話」です。ただ、聞こえる子どもたちと話す時には、口の動きを読み取る「口話」も使います。

 

晴樹さんが「世界一きれいな言葉」だという手話。その魅力を伝えるドキュメンタリー番組が完成しました。聞こえない人たちにも分かりやすい番組を目指し、字幕と手話をつけて放送します。HTBとしても新たな取り組みです。

30分の番組に手話通訳をつけるのにかかった時間は、およそ5時間。善岡さん自身のリアクションも交えた「解説風」の手話通訳です。善岡さんにとっても新たな挑戦となりました。
41年間音のない世界を生きてきた春日晴樹さん。彼を通して、聞こえない世界と手話の魅力を描いた番組「テレメンタリー2024世界一きれいな言葉」。4日日曜日午前10時30分~放送です。

(サイトより引用)

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NHKEテレでは、通常の番組にろう者が手話をつけて放送する「手話で楽しむみんなのテレビ」やってますが、こちらでは手話通訳ではなく「手話演者」と言っていますね。この番組もその系譜に位置づけられるでしょうか。

ろう者が新たな役割をもって伝えること、とても大事なことだと思います!