第34回(令和5年度)手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)合格発表

 

 

令和6年1月31日(水)合格発表。

受験者数1,041名 合格者数127名 合格率12.2%

 

年齢分布

20歳代11名8.7% 30歳代21名16.5% 40歳代30名23.6% 50歳代50名39.4% 60歳以上15名11.8% 平均年齢46.9歳

受験地域 宮城会場8名 埼玉会場23名 東京会場43名 大阪会場40名 福岡会場13名

(サイトより引用)

--

(社福)聴力障害者情報文化センターのサイトから。毎年のようにチェックしています。

以前は男女別合格数・率も発表されてましたが、今年はないですね。

以下、データからの推測等。小川文責です。

 

手話通訳士試験受験者数は

受験者数令和4年度1,097名 3年度1,071名 2年度1,100名 元年度1,105名 平成30年度1,037名  

合格者数令和4年度146名 3年度103名 2年度121名 元年度108名 平成30年度85名

ここ5年は100名前後で推移しています。

合格率、令和4年度13.3% 3年度9.6% 2年度11.0% 元年度9.8% 平成30年度8.2%

第27回はわずか2.1%、23名ということもありました。

 

今回、都内の合格者数30人。次いで埼玉13人(さいたま4人)大阪12人(うち大阪市・堺市各1人)、神奈川10人(横浜・川崎各3人、相模原1人)、愛知8人(名古屋4人)、京都・兵庫・和歌山・福岡が各4人。

今年はさいたま市、名古屋市が各13人受験して、各4人合格と、比較的合格率高いです。指導がいいのかな?

 

これで国内の手話通訳士試験合格者数は、4,242名になるようです。(全員名簿登録されるわけではない)

1月5日現在の登録手話通訳士数は4,075人。

 

一方手話通訳士数の地域格差の広がりという問題もあります。

少ない地域は、今回の合格者を含めて、佐賀県10人、福井県15名、島根県15名、徳島県19名、富山県20名かな。

多い順に、東京都932人?神奈川県405人?大阪府307人?埼玉県283人?兵庫県193人? となるでしょうか。