テレビドラマの中途失聴・難聴者考証について

おふくろシリーズ(16)おふくろの歓喜の歌(おふくろ歓喜の歌)

 

字幕スーパー入り。おふくろシリーズ第16作。

忍足亜希子のテレビドラマ初出演作品。

制作協力:東京都中途失聴・難聴者協会、ワールドパイオニア(小川 光彦)

(サイトより引用)

--

東京都中途失聴・難聴者協会がテレビドラマの監修協力した作品をチェックしていて気づきました。そんなこともありましたねえ。

浜木綿子主演のおふくろシリーズの中の一作。2000年5月26日放送。
中途失聴後、手話などのコミを覚えて立ち直る主人公を描いています。

東京都障害者福祉会館(三田)の教室が、中途失聴・難聴者対象手話講習会場に使われました。講習会の状況を再現するため、東京中難協会員も協力しています。

情報保障に要約筆記もありました。ドラマに要約筆記が登場したのは、おそらく初めてではないでしょうか。
実は要約筆記者は諸事情で、小川が演じました。当時まだ主流だった、OHP鏡面に載せた透明なロールシートに手書きする方法です。強い光から目を守るために、偏光グラスを使用していました。


この前後、他にも東京中難協が関係した作品、中途失聴・難聴者が登場したドラマがあったかもしれませんがちょっと記憶していないです…。

2022年のTBSドラマ「ファイトソング」「silent(サイレント)でも中途失聴者役が出ていましたね。こちらも中難協が協力しています。