耳が不自由な女優津田絵理奈、難聴乗り越えた熱演が注目 26日公開の映画「波紋」出演で本紙インタビュー(中日スポーツ 5/22)

 

耳が不自由な女優津田絵理奈(36)が出演する筒井真理子(62)主演の映画「波紋」(荻上直子監督)が26日に公開される。公開を前に津田はこのほど、電子メールとLINEで本紙の取材に応じた。

生まれたときから難聴だったが「ドラマが好き。中学生のころは今みたいに字幕がなくて、ストーリーが分からない。でも自分も何かを演じたいと思い、あきらめるのは絶対嫌だったので、親に黙って事務所に履歴書を送りました」と振り返った。

撮影現場では「口の動きで指示を読み取るようにしていますが、分からない場合は紙に書いてもらったり、身ぶりだったり。今回は全現場に通訳の方がいました」。「通訳で分からない場合は監督の顔を見ます。荻上監督はしっかり目を見て話してくれて優しかった」とも。
「聴覚に問題がある役は健常者の役者さんが担うことがまだ多く、荻上監督が声がけしてくれたことは本当にありがたかった。珠美はなかなか性格の悪い役。観客には『嫌な子~』って思ってもらえたらいいなと思います(笑)」とし、公開に向け「ドキドキしています」と打ち明けた。

先天性の難聴ながら女優を志願し、2005年舞台「家族対抗歌合戦」でデビュー。04年には「週刊朝日」の表紙も飾った。08年にはTBS系愛の劇場40周年記念ドラマ「ラブレター」、10年NHKドラマスペシャル「心の糸」などに出演。

(サイトより引用)

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ずっとあきらめずにいたんですね!
夢がかなってよかったですね!