『silent』のセリフ「私だってお母さんの子ども」に反響 “きょうだい児”の苦悩描き称賛の声(リアルライブ 12/9)
https://npn.co.jp/article/detail/200026017
木曜ドラマ『silent』(フジテレビ系)の第9話が8日に放送、平均視聴率8.9%(ビデオリサーチ)。第8話7.9%、自己最高視聴率を更新。
※以下ネタバレあり。
第9話は、佐倉想(目黒蓮)が久しぶりに実家に帰る。大学にサッカー推薦で入ったものの、耳が聞こえにくくなったことで部活を辞めてしまったこと、母に友だちには病気のことを隠してしてくれと伝えたこと、そして大好きな音楽から自分を遠ざけてきた過去を思い出し―というストーリーが描かれた。
当事者だけでなく、その家族の心の機微も描いた本作。実際に「きょうだい児」という環境に置かれている視聴者からも大きな反響が集まっていた。
(サイトより引用)
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難聴の進行する苦しみ、中途失聴時の「喪の仕事」に入り込んでいる過程などが過去形で語られていますが、当事者にとっては心をえぐられる部分。特に赤ちゃんが新生児スクリーニングらしき検査を受けて「聞こえていてよかった」と喜ぶシーン。
ドラマとはいえよくも気持ちを逆なでしてくれるものだと、ちと無神経さに腹が立ちます。
一方でよく調べていることにも関心します。わかっていて逆なでしてきています。脚本や演出の術中にはまってたまるかと思いながら見ています。
いっぽうドラマが当事者の状況について社会的に大きく問題提起してくれていることもまた事実。痛し痒しです。