出場辞退 それでもデフリンピックを知ってほしい(NHK 6/16)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220616/k10013671361000.html

デフリンピック。

日本選手は、新型コロナの影響で、大会途中で辞退を余儀なくされました。

大会前から取材をしていたデフリンピック陸上競技の日本の第一人者・高田裕士選手は辞退が決まったあと、メールで気持ちを教えてくれました。

“デフリンピックをパラリンピックのようにみんなに知ってもらえる大会にしたい”

400mハードルの日本記録を持つ高田選手。

実は、日本のデフアスリートで初めてプロになった選手です。

2009年のデフリンピックで初出場。今回のブラジルは4回目の出場。

第一人者として強い責任感を持つ高田選手。トレーニングを重ねると同時に、講演会やイベントを積極的に開いたり、ろう学校で部活動や体育の指導をしたりするなど、認知度の向上とすそ野の拡大にも努めてきました。

 

妻の高田千明選手

「最初に日本代表になって世界に出ていたのは夫。以前は、講演会なども、『奥さんもパラリンピックを目指して頑張っているんですね、じゃあ一緒にどうですか』と言われて、私がついていっていたのに、東京パラリンピックが決まってからは、後から代表になった私の方にメディアや講演会の依頼が集中するようになりました。同じ“障害”なのに、パラリンピックだけが注目されるっていうのは違和感を感じます。」

 

高田選手は、もどかしさを感じながらも前を向いてきました。

日本は2025年のデフリンピック夏季大会の招致に取り組んでいます。

高田選手は今大会でしっかり結果を残すことで、日本でデフリンピックが応援される機運を高めたいと考えていました。

そこに突然、出場辞退の決定が通知されたのです。

 

高田裕士選手

「全てひっくるめて幸せな時間だったと思います。

辞退のニュースが大きく取り上げられ、自分が望んでいた形とは違う形でデフリンピックが広まりました。

出場辞退が決まるまでのメダルラッシュについては残念ながら取り上げられていませんでした。

東京パラリンピック前後のように、これからは注目の競技、注目の選手、メダル獲得選手などがメディアを通して広まってほしいと思っています」

(サイトより引用)

--

何年もかけて準備してきた選手の無念さを思うと、胸が苦しくなります。

高田選手も本職の400mハードルでは出場できませんでしたが、ミックス4×400mリレーには日本チームで出場、日本は6位に入賞したそうです。

 

高田ファミリーの挑戦、まだまだ続くのではないでしょうか。

勝手に期待して恐縮ですが、今後も注目していきたいと思います!