聴覚障害児と関わる言語聴覚士(ST)について、言語聴覚士が徹底解説!(10/7)

https://nannchou.net/basic/ST001

言語聴覚士は英語でSpeech-Language-Hearing Therapist(スピーチ・ランゲージ・ヒヤリングセラピスト)と表記します。そのため略して「ST」と呼ばれることが多いです。
実はこの言語聴覚士は、国家資格化されて21年。2019年現在、有資格者は約3万人のリハビリ職。ちなみに国家資格のリハビリ職は

①    理学療法士(通称:PT)…歩くリハビリ
②    作業療法士(通称:OT)…手のリハビリ
③    言語聴覚士(通称:ST)…言葉のリハビリ

言語聴覚士法に基づいて「話す」「聞く」「食べる」のリハビリを提供している専門家です。

摂食・嚥下が12,483人

成人言語・認知が12,375人
発声・発語 11,097人
小児言語・認知が4,018人
聴覚 1,857人

と、聴覚領域で働いている言語聴覚士は、全体の1割にも満たない。

聴覚領域は他の領域とも比べ、特に専門性と特殊性が高いため「聴覚領域だけ」の働き口に限定されがち。

教育分野に関わる言語聴覚士はさらに限られる。

養成校では聴覚障害についても勉強しますが、補聴器・人工内耳についてはほとんど触れないことがあります。 

私の養成校では補聴器・人工内耳のカリキュラムはたったの8コマで終了しました。本当に基礎的な部分に触れて終了となりがちであり、補聴器・人工内耳は国家試験でも200問中2~3問しか出題しません。

「言語療法」と「聴覚療法」を一緒に資格化した弊害も考えられる。アメリカではスピーチ・ランゲージ・パソロジスト(言語療法士)・オーディオロジスト(聴覚療法士)はそれぞれ別物として資格化されている。

(サイトより引用)

認定補聴器技能者資格が約3500人。もっと活躍してほしい専門家ですね。