【東京都】聴覚障害者の手帳2級新規取得数が激減!?[170317]
https://ameblo.jp/bcs33/entry-12257200537.html
の継続調査です。
都民情報ルームで、「平成29年度障害者福祉施策の概要」(東京都福祉保健局障害者施策推進部 29年10月発行)等をチェックしました。
東京都の手帳新規発行のうち、特に聴覚障害2級、4級の方の割合の推移を追っています。
聴覚障害者の手帳新規取得者の等級別割合(%)
2級の人(割合) 4級 6級 総数
21年度 69人(4.2%) 620人(37.9%) 818人(50.0%) 1,636人(100%)
24年度 52人(3.0%) 670人(38.1%) 886人(50.3%) 1,760人(100%)
25年度 55人(3.3%) 701人(42.1%) 778人(46.8%) 1,664人(100%)
26年度 38人(2.3%) 711人(43.1%) 780人(47.3%) 1,648人(100%)
27年度 15人(0.9%) 755人(45.5%) 780人(47.0%) 1,658人(100%)
28年度 31人(1.8%) 763人(45.0%) 794人(46.8%) 1,697人(100%)
※27年度以前の数字は過年度の資料で調べました。
ここからオガワが読みとったこと
1)27年度、2級取得者が激減。21年度は69人が2級取得していたのが、26年度38人、27年度は15人。28年度は31人と、やや回復傾向ですが、25年度以前と比較すると、落ち込んでいる印象です。
27年度から障害者年金だけでなく、新たに聴覚障害2級以上の手帳申請する場合にもABR等が導入され、判定が厳密化したことと関係があると思われます。
佐村河内守さんの事件があって以来、判定が以前より厳密に行われるようになりました。
2)4級取得者の割合が漸次増加。21年度620人37.9%が28年度763人45.0%。
これは多分、語音弁別能検査がしっかり行われるようになってきたためではないか、と推測しています。両耳で普通話声の明瞭度が50%以下の場合、手帳の4級に該当するという基準になっています。
余談ながら、「平成28年度障害者福祉施策の概要」は29年2月発行されたのですが、
「平成29年度…の概要」は29年10月発行されたのですね。早くわかるのはいいですね。今回気づくのが遅くなりましたが、これからもスピードアップをお願いしたいところです。