邦画“日本語字幕つき上映”のメリットと課題ーー『シン・ゴジラ』『君の名は。』の実績から考える(9/21)
http://realsound.jp/movie/2016/09/post-2789.html
『シン・ゴジラ』ですが、少し前に話題になった“日本語字幕つき上映”が大変好評でしたので、僕の働く立川シネマシティでは2016年9月24日(土)~30日(金)の1週間、アンコール上映を行うことを決定しました。1日3回上映があるうち、2回を日本語字幕つきにします。劇場サイズもケチなことはいわず、382席と302席の最大級の劇場で上映します。
現在はデジタル化されたことで、フィルムのような物理的制限はなくなり、字幕データを入れればどこの映画館でも同時に何百スクリーンでも上映できます。このためシネマシティでは現在、上映期間を1週間に延ばしています。以前は4日間しかないのだからと全上映回を字幕つきで上映していましたが、期間を延ばしたので、ついていない上映回も選択できるよう、半分を字幕つき、半分をなしで上映するスタイルにしています。
設備的にはほとんどすべての映画館で上映できるにも関わらず、なぜ上映館や上映日数・回数が増えないのでしょう? 答えはシンプルです。お客さんががっつり減ってしまうからです。
これは、久しぶりにヘコみました。これはきっと、どんなものなのかわからない、ということが原因なのです。周知が全然できていないことが悪いのです。
(サイトより引用)
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シネマシティの遠山武志さん、ずっと前に一度お会いしたきりですが、あいかわらず熱いですね!
そして真摯な取り組み、本当にありがたいです。
劇場側の視点がユニークなコラムです。