手話で朝が始まる消防署 全署で全員練習(両丹日日新聞1/2)
http://www.ryoutan.co.jp/news/2016/01/02/009943.html
福知山市の消防職員は朝礼(朝の申し送り)で、手話であいさつの練習をしている。「おはようございます」「いらっしゃいませ」-。市消防本部全体(福知山消防署、東分署、北分署)で、5、6年ほど前から続く。これは「手話の必要性を感じてほしい」と、山崎真治北分署分署長補佐兼警備第一係長の提案で始まった。
1981年に市消防本部に採用されたばかりで駆け出しだったころ、山崎さんは救急出動した現場で、問い掛けに応じない聴覚障害者を知り、手話の必要性を強く感じたという。
手話奉仕団体の講座で2006年勉強を始め、今では手話で日常会話ができるようになっている。
ろう者のバイクグループの事故で、リーダーらしき人らと手話でやり取りし、状況やけがの程度などが分かり、スムーズに搬送できた。「その手話の相手は(手話ができることに)驚いた顔をされていました」
また、救急隊から要請され、ろう者の傷病者がいたことから病院へ向かったこともある。
2008年、当時勤務していた東分署で全員で手話の練習をすることにした。その後、本署、北分署と消防署全体に広まり、市消防本部全体でするように。
継続してきた結果、現在は合計5人が日常会話程度ならできるように成長したという。
(サイトより引用)
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手話のわかる聴覚障害の立場で、手話のコミができるというのはとても安心感ありです!