12月4日、メディア・アクセシビリティとIPTVシンポ、参加してきました。
芝公園電気ビルの一般社団法人情報通信技術委員会(TTC)。駅は三田線御成門。
主催は「IPTVアクセシビリティコンソーシアム」です。IPTVで、障害者・高齢者を含む幅広い対象者へのアクセシビリティのため、字幕・手話・音声解説付与に必要な規格化に向けた技術的課題を検討・検証するため設立された団体です。
会場入り口

講演トップは
「情報通信分野における標準化の意義」
藤田和重さん(総務省情報通信国際戦略局通信規格課長)。
以下要旨。

標準化の目的は?
互換性・相互接続性の確保、一定品質安全の保証
 →利用者の保護及び利便性の向上につながる。
低コスト化・調達の用意か、技術の普及・市場の拡大
 →産業の競争力の向上につながる。

標準の種類は?
デジュール標準(公的機関が定める)
フォーラム標準(団体合意)
デファクト標準(シェアが多く事実上の標準)規格
がある。

WTO/TBT協定(1995年)について
 加盟国にたいし各国の規制などで用いられる技術標準は国際規格に適合を義務づけている。
 →各国の技術を国際標準に反映させることが重要である。

標準化の失敗例
ソニーのFelica。技術的優位があったにもかかわらず、WTO/TBT協定などのため、政府などによるFelicaの調達が不可能となった。
JRがスイカに技術導入できなかった。

我が国の動向
デジュール系標準は情報通信審議会
フォーラム系標準はICT国際標準化推進会議 でまとめている。
 →相互に連携している。

ITU(国際電気通信連合)について。
国際連合の専門機関の一つ。193か国加盟。
1865年設立。本部はジュネーヴ。無線通信と電気通信分野において各国間の標準化と規制を確立することを目的としている。
SG6(放送業務)の議長、SG4(衛星業務)・SG5(地上業務)の副議長を日本人が担当。役職を務めることも大事。

■IITUの無線通信総会(RA-16)結果
10/26-30、ジュネーブで開催。
ここで
H.702 : Accessibility profiles for IPTV systems
について話し合われた。

10月会議1
10月会議2

SG20の新設について
最近のトピックとして、6月に20番目の研究委員会(ITU-T SG20)が設立された。
名称「IoTとスマートシティ・スマートコミュニティを含むそのアプリケーション」

第五世代と言われる通信規格、IMT2020のFG(フォーカスグループ?)開催も。

SG20の新設

SG16では電気通信に関する多様な検討が。
F.790勧告もJIS X 8341-4に反映されている。
画像はSG16の標準化の事例。
音声認識も含まれる。
sg16事例