【特集:レポート】「意識調査・支援サービス研究」の成果を共有、TA-netシンポジウム開催
http://www.next-nevula.co.jp/news-headline/?p=25505
NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)は3月28日、シンポジウム「より良い観劇システム構築のために今できること」を森下スタジオで行った。TA-netが2014年度の事業として行ってきた「意識調査/支援サービス研究」の成果を共有し今後に繋げるべく、様々な立場の方々が一堂に会し、ともに考える場となった。
TA-netが1年間かけて行ってきた意識調査アンケートの結果によると、聴覚障害者・30代の9割が、観劇への興味があるが「思い通りに楽しめないと思うから」「予約・購入の仕方がわからないから」という理由で、ほとんどの人が観劇していない(0~1回が全体<約400人>の7割)という。
また、全国の劇場・劇団への調査(2000箇所に送付、回答169件)では、7割が「情報保障」という言葉そのものを知らず、鑑賞サポートの実施内容のほとんどが「車椅子スペース・多目的トイレ・エレベータ設置」に留まっているという結果が発表された。情報保障そのものの理解促進が急務であることが、改めて浮き彫りとなった。
新谷さん(全日本難聴者・中途失聴者団体連合会)「『舞台上の字幕表示の設置』も当然のことと認識されるようになることが大事なのですが、その過程ではどうしても『ニーズのコンフリクト(衝突・葛藤)』は避けられません。相手の事を理解し、譲るべきは譲るという姿勢が、今後より一層大事になってくると思います」
(サイトから引用)
--
情報保障の必要性について、劇場・劇団の皆さんにも気づいていただく貴重な機会になったようです。TAネットさんには今後も継続的に情報発信、取り組みをお願いしたいです!
http://www.next-nevula.co.jp/news-headline/?p=25505
NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)は3月28日、シンポジウム「より良い観劇システム構築のために今できること」を森下スタジオで行った。TA-netが2014年度の事業として行ってきた「意識調査/支援サービス研究」の成果を共有し今後に繋げるべく、様々な立場の方々が一堂に会し、ともに考える場となった。
TA-netが1年間かけて行ってきた意識調査アンケートの結果によると、聴覚障害者・30代の9割が、観劇への興味があるが「思い通りに楽しめないと思うから」「予約・購入の仕方がわからないから」という理由で、ほとんどの人が観劇していない(0~1回が全体<約400人>の7割)という。
また、全国の劇場・劇団への調査(2000箇所に送付、回答169件)では、7割が「情報保障」という言葉そのものを知らず、鑑賞サポートの実施内容のほとんどが「車椅子スペース・多目的トイレ・エレベータ設置」に留まっているという結果が発表された。情報保障そのものの理解促進が急務であることが、改めて浮き彫りとなった。
新谷さん(全日本難聴者・中途失聴者団体連合会)「『舞台上の字幕表示の設置』も当然のことと認識されるようになることが大事なのですが、その過程ではどうしても『ニーズのコンフリクト(衝突・葛藤)』は避けられません。相手の事を理解し、譲るべきは譲るという姿勢が、今後より一層大事になってくると思います」
(サイトから引用)
--
情報保障の必要性について、劇場・劇団の皆さんにも気づいていただく貴重な機会になったようです。TAネットさんには今後も継続的に情報発信、取り組みをお願いしたいです!