外国語手話でバリアフリー 都、20年五輪へ人材育成(東京新聞5/13)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014051390135508.html
聴覚障害のある外国人と意思疎通できる「外国語手話」を使える人材の育成に東京都が乗り出す。暮らしや文化に根差した手話は、国ごとに表現が違い、日本の手話の多くは外国人には通じない。二〇二〇年東京五輪・パラリンピックに向け、海外から訪れる聴覚障害者の増加が見込まれることから、需要が比較的高いとみられる「アメリカ手話」と、国際会議などで使われる聴覚障害の公用語「国際手話」の普及を図る。(松村裕子)
NPO法人・日本ASL協会によると、同じ英語圏の手話でもアメリカとイギリスでは表現が違い、まして日本とは大きく異なる。
日本へ旅行に来た外国人の聴覚障害者が、手話の違いで意思疎通ができず困ることは多いという。「今晩の宿がとれない」と飯田橋の協会事務所まで訪ねてきたこともある。
外国語手話じたい日本ではあまり知られておらず、都福祉保健局も、外国語手話を扱える人が都内に何人いるか把握していない。こうした実態を受け、都は本年度予算に一千万円を計上。講習会の受講料の助成などにあてる。
日本ASL協会の高草久美子事務局長は「手話を学ぶことは聴覚障害者の暮らしに目を向けるきっかけになる。誰でも参加できる社会こそ五輪にふさわしい」と歓迎している。
(サイトより引用)
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これまで学びたいと思いながらなかなか機会がありませんでしたが、助成がつくならASLを学ぶ好機かも!?