震災前後の PV 変化に大きな地域差、スマホは災害時のライフラインだった、「Yahoo!ビッグデータ」分析
http://japan.internet.com/webtech/20130312/2.html
ヤフーは、「Yahoo! JAPAN」のアクセスデータにもとづく「Yahoo! ビッグデータ」から東日本大震災前後の利用状況を分析公表した。それによると、震災発生を境に関東圏でページビュー数(PV)が増えた一方、被災4県(岩手/宮城/福島/茨城県)で激減したことや、パソコンに比べスマートフォン/携帯電話からの PV が震災後に大きく増加したことが分かった。

震災の発生した2011年3月11日前後のPVは、停電や津波、避難などの影響でインターネット アクセス手段を失った人の多い被災4県で激減している。
PV 推移をパソコン、スマートフォン/携帯電話という利用デバイス別にみると興味深い現象が現れる。

まず、全国を対象とする PV データでは、パソコンの増加に比べスマートフォン/携帯電話の伸びが目立ち、特にスマートフォンの増え方が顕著だ。この違いは、スマートフォンを使えばいつでもどこでも情報が入手できるうえ、携帯電話に比べてパソコンに近い豊富な情報が得られるからという理由で発生したとみられる。

大きな被害を受けた宮城県では、震災発生後にいずれのデバイスも PV が落ち込むが、スマートフォンからのアクセスは3月15日に震災前より増え、携帯電話もパソコンよりはるかに早い段階で震災前の水準に戻っていた。停電や避難でパソコンによる難しい状況でスマートフォンがライフラインの役割を果たしており、災害時におけるスマートフォンの重要性が明確に示された。
(サイトから引用)
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実感と一致します。災害時にこういう動向があったのですね。