Bahaシステムが健康保険適用認可
この度、(株)日本コクレアの埋め込み型骨導補聴器BAHA®システム(Bone Anchored Hearing Aid)による治療が来年(2013年)1月1日付で健康保険適用になることが決まりました。
このシステムは耳の後ろの頭蓋骨にチタン製の台座を埋め込んで固定し、そこにサウンドプロセッサ(専用の補聴器)を取り付けるもので、サウンドプロセッサを通した骨伝導により内耳を刺激することで、音声を聞くことができます。既存治療では改善が認められない外耳・中耳に障害や疾患のある難聴の患者の方々にとって大きな福音となります。昨年3月、厚生労働省から医療機器として薬事承認を受けましたが、健康保険の適用がなく、原則、全額自己負担の自由診療扱いとなっておりました。
全難聴は「全ての難聴者」のための組織です。全難聴は(株)日本コクレアの要請を受け、厚生労働省を動かすべく、Bahaシステムの健康保険適用を求めて2月3日から3月28日まで署名活動を行いました。その結果、12857筆の署名を集め、3月28日に厚生労働省医政局経済課を通じて、小宮山厚生労働大臣宛に提出しました。その他、耳鼻咽喉科医師等も署名活動を行い、短期間で厚生労働省を動かすことができました。
(参考)(株)日本コクレア社
http://www.cochlear.com/jp
(サイトから引用)
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11/15付、全難聴理事長高岡正、補聴医療対策部長瀬谷和彦の名前で出ています。よかったですね!