情報弱者:助けよう 災害時の外国人や障害者ら、やさしい日本語で
http://mainichi.jp/feature/news/20120909ddm013100173000c.html
外国人や障害者たちは、言葉による避難情報などを十分に得られず「情報弱者」になってしまいがち。災害発生直後に外国語や手話の通訳者をそろえるのは難しい。「防災の日」の1日、被災地の仙台市で開かれた社会言語科学会では、誰にとっても伝わりやすい「やさしい日本語」を使う必要性を訴える声が相次いだ。
「やさしい日本語」は、難しい言葉を言い換え、簡単な構文を使うのが特徴。95年の阪神大震災で外国人の死傷者の割合が高かったのを受け、青森県の弘前大学社会言語学研究室が研究を進めてきた。
研究室では言い換えの例文などを記したポスターを作り、ホームページ(http://human.cc.hirosaki-u.ac.jp/kokugo/index.html)で公開している。
学会には外国人や聴覚障害者、知的障害者も思いを語った。
宮城学院女子大のJ・F・モリス教授は「避難所ではトイレの場所が分からないなど、切羽詰まることが続いていた。その時に必要なのは通訳ではない。近くにいた人が、相手に分かる方法でコミュニケーションをとれることだ」と語った。
聴覚障害がある宮城教育大の松崎丈准教授は「通信が遮断され、津波警報や避難情報を把握できなかった聴覚障害者も多い。情報が届かず、命を失った人もいる」と悔やんだ。震災前は周囲の理解ある聴者から生活情報を得られても、避難所や仮設住宅では頼れる人がおらず、体を壊す人もいるという。
(サイトから引用)
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最初から情報弱者を見捨てるつもりの人はいないでしょう。対応方法がわからないのだろうと思います。
どなたにも対応できる力のある社会になるように、あらゆる機会を通して気づきをどんどんうながしていきたいものです。
http://mainichi.jp/feature/news/20120909ddm013100173000c.html
外国人や障害者たちは、言葉による避難情報などを十分に得られず「情報弱者」になってしまいがち。災害発生直後に外国語や手話の通訳者をそろえるのは難しい。「防災の日」の1日、被災地の仙台市で開かれた社会言語科学会では、誰にとっても伝わりやすい「やさしい日本語」を使う必要性を訴える声が相次いだ。
「やさしい日本語」は、難しい言葉を言い換え、簡単な構文を使うのが特徴。95年の阪神大震災で外国人の死傷者の割合が高かったのを受け、青森県の弘前大学社会言語学研究室が研究を進めてきた。
研究室では言い換えの例文などを記したポスターを作り、ホームページ(http://human.cc.hirosaki-u.ac.jp/kokugo/index.html)で公開している。
学会には外国人や聴覚障害者、知的障害者も思いを語った。
宮城学院女子大のJ・F・モリス教授は「避難所ではトイレの場所が分からないなど、切羽詰まることが続いていた。その時に必要なのは通訳ではない。近くにいた人が、相手に分かる方法でコミュニケーションをとれることだ」と語った。
聴覚障害がある宮城教育大の松崎丈准教授は「通信が遮断され、津波警報や避難情報を把握できなかった聴覚障害者も多い。情報が届かず、命を失った人もいる」と悔やんだ。震災前は周囲の理解ある聴者から生活情報を得られても、避難所や仮設住宅では頼れる人がおらず、体を壊す人もいるという。
(サイトから引用)
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最初から情報弱者を見捨てるつもりの人はいないでしょう。対応方法がわからないのだろうと思います。
どなたにも対応できる力のある社会になるように、あらゆる機会を通して気づきをどんどんうながしていきたいものです。