障害者を切り捨てないで! 賠償請求の学習会、いわき市で開催

$『いくお~る』 聴覚障害に関する情報ブログ-賠償請求の学習会、いわきで開催

福島第一原発事故に伴う、障害者による被害の賠償請求について理解を深める学習会が5月29日、いわき市で開催された。日本障害フォーラム(JDF)、日弁連、福島県弁護士会の主催だ。
 現在、東電に対して障害者が自力で賠償請求手続きを進め、適切な賠償を得ようとすると、多大な困難を伴う。
 第一に、障害者が理解しやすい情報や資料が圧倒的に不足しているため、障害者が資料不足や手続きの困難さに直面せざるを得ない。その時点で、賠償請求をあきらめてしまう可能性がある。
 この問題について、筆者は東電広報部に取材したが、その回答は「現時点で視覚障害者のための点字の賠償請求書類はなく、手話通訳などの対応も行っていない。フリーダイヤルでご連絡いただければ個別に対応する」だった。しかし、聴覚障害者向けのファクス番号はなく、障害者団体が資料の点訳などの対応をしているのが現状だ。
(略)
この日の学習会では、(中略)手話通訳や要約筆記なども行われた。
(参考)ビッグイシュー 公式ページ
http://www.facebook.com/bigissue.jp
(サイトより引用)
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電話のできない聴覚障害者のためには、日本財団・プラスヴォイスで提供している、電話リレーサービスの活用を呼びかけるという回答があったのですが、記事ではふれられていないようです。