方言だって手話で誰でも 越前市のサークル「はぐるま」、冊子作成
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20120520-OYT8T01076.htm
越前市の手話サークル「はぐるま」の顧問、福島幸一さん(61)(越前市中新庄町)が、誰でも簡単にできる手話を説明した冊子「今日から手で話そう!!」を作った。特定の地域でしか通用しない“手話の方言”を示したほか、おろしそばやコウノトリなど越前市の名物をどう表現するかも収めている。はぐるまでは希望者に無料で送っている。
かつて県内限定で使われていた地名の手話も多く記した。例えば、「敦賀」。今は鶴の手話と「が」の指文字で表すが、昔は髪の毛がなくて頭がツルツルしているしぐさで表現した。「あわら」は温泉で表し、「永平寺」は他の地域では奈良を表す大仏のポーズで通用したことを紹介した。
こうした地域限定の表現は、全国的に手話が広がるにつれて表現方法が統一されたため、使う機会が減っていったという。福島さんは「表現が生み出された背景には、地域の伝統や先人たちの苦労がある。文化として残す必要がある」と話す。新しい言葉やさらに多くの方言を盛り込んだ第二弾を作成中という。
(サイトから引用)
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地域の歴史的財産を、冊子作成することで共有できますね!すばらしい活動です!