半数外出「週1回以下」 視聴覚障害者の孤立懸念
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004992463.shtml
視覚と聴覚の両方に障害がある兵庫県内の障害者のうち、ほぼ半数が週1回以下の外出にとどまっていることが、県立聴覚障害者情報センター(神戸市)の調査で分かった。家族や知人らとのコミュニケーションが1日1時間に満たない人も半数を超え、他人との交流が少なく、自宅などに引きこもる障害者の実態が浮き彫りになった。都道府県レベルでのこうした実態調査は珍しく、同センターは外出支援策の充実を訴える。

2010年、県内各市町が把握している全639人にアンケートを実施。男性113人、女性145人が回答した結果。回答者は65歳以上が全体の78%を占めた。
 調査結果によると、外出の頻度は「週に3、4回くらい」が30・1%と最多だったが、「まったく外出しない」(7・3%)「ほとんど外出しない」(9・7%)など週1回以下は49・8%。目的は通院が最も多く、「買い物・銀行など」「施設への通所」と続いた。一緒に外出する相手は家族・親族が突出して多かった。
また1日のコミュニケーション時間は「1時間以上」が全体の38・6%。「まったくしない」(6・6%)「10分未満」(14・7%)など1時間未満は52・1%を占めた。
 一方、県は同センターに委託し、希望があれば通院や買い物などに介助員らが付き添う事業を実施しているが、登録者は11年度末で対象者全体のわずか6・3%の40人。(神戸新聞4/22)
(サイトから引用)
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制約されている厳しい現実がわかります。