22日、福島難聴の総会が開催されました。
オガワの会社からのマスク提供も兼ねて、支援活動の報告等をしてきました。

福島県中途失聴・難聴者協会総会
日時 24年4月22日(日)
場所 郡山市身体障害者福祉センター

総会に先立ち、村松会長(写真左)にマスクをお渡ししました。早速参加者に配布していただきました。福島では放射性物質の懸念がなかなか消えないため、マスクは喜ばれています。昨年も福島難聴の総会で提供したのを覚えていてくださって、ちょうどなくなったところなのでよかった、等御礼を言われました。
『いくお~る』 聴覚障害に関する情報ブログ-福島難聴マスク
郡山市にもマスク1万枚提供しました。市障害者福祉センター利用団体に配布いただけるとのこと。写真左は郡山市障がい福祉課の熊田課長補佐です。
$『いくお~る』 聴覚障害に関する情報ブログ-郡山市マスク

村松会長/総会開催ご協力ありがとうございます。この会場も昨年震災で避難所になりました。4月末まで。そのためいつものように郡山市で総会開催できませんでした。皆様もまだ落ち着かないと思います。これまらもがんばらず希望を持ちましょう。昨年に続き今回もマスクをたくさん提供いただきました

『いくお~る』 聴覚障害に関する情報ブログ-村松会長あいさつ

村松/県内の聴覚障害者は、人口の5%はいます。
福島県外に避難した人もいて、人口が減りました。聴覚障害は外見上はわからないので、聴覚障害を隠している人が多い。聞こえないことは恥ずかしいことではない、堂々としてください。身近な方に協会の存在を教えてください。
聞こえる人は聞こえないことがわからないです。聞こえなくても困らない社会のために、今後も皆さんのご協力ご支援をお願いします。
皆さんのご支援、運動がないと、テレビに字幕をつけたり等の社会環境の整備が実現しません。
最後に国際会議参加呼びかけとカンパのお願いです。
当初義援金の中から国際会議参加のための予算を立てていましたが、この予算がなくなったので、予算500万円が被災地の皆様へ分配されることになりました。
昨年10月の全難聴青森大会では、交通費助成があり、今までになくたくさんの会員が参加できました。
家屋、家財の損害には多くの金額が保障されました。協会や正会員への支援が増えたのは、当初国際会議の予算に予定されていたものが回されたためです。これからも皆様の善意を、カンパとしてご協力お願い申し上げます。

(事業報告より)
倉島事務局長/昨年は震災関係の行事がいろいろありました。
全難聴福祉大会inあおもりが10月に開催。
福島からは会員11名、要約筆記4人、計15名が参加。全難聴から義援金による参加支援があったため、いつになく大勢の参加が得られました。

昭和61年の協会創立当時からずっと事務局長を担当されていた倉島邦男さん(写真)が、今回事務局長を降りることになりました。26年間大変お疲れ様でした!
『いくお~る』 聴覚障害に関する情報ブログ-倉島事務局長

全難聴の支援活動の画像を参加者に見ていただいた様子です。
福島支援活動の様子もあり、皆さん話に花を咲かせています。
『いくお~る』 聴覚障害に関する情報ブログ-全難聴活動画像紹介

その後交流会。
最後に全員で「ふるさと」を合唱。
名残おしみながら終了しました。