日本第1号は" 手話のウィキ"に 社会起業家支援の米アショカ、手話辞典「Slinto(スリント)」支援
http://www.tokyoitshinbun.jp/news/entry/3338
社会問題を解決する「社会起業家」を支援する米アショカはこのほど、日本で第1号の支援対象者を発表した。手話の動画をデータベース化する事業に取り組み始めているシュアールグループの大木洵人氏(24)だ。

「" 手話のウィキペディア" を目指します」。大木氏は力強く断言した。評価されたのは、世界で最初のオンライン手話辞典「Slinto(スリント)」を開設したこと。世界の126の言語に対応する予定だ。
左右の手の指の形をどうするか、体のどの部分の前に提示するか、などの情報を入力すると、その条件に合致する実際の手話の動作の動画が候補として提示される。手話を理解できない人が、手話を使っている人の動きを見て入力すれば、何を話しているかが分かる仕組みだ。
Slintoを使えば、簡単に単語や手話を検索したり、日本の手話を外国の手話に直接翻訳したりできるようになる。
アショカの支援の仕組みは、1年半にわたりフェローである社会起業家の生活費を支援することで、事業展開に専念できる環境を整えるもの。
フェローは、アイデアの斬新さ、ソーシャル・インパクト、起業家としての資質、創造性、倫理的資質の5つの項目で審査され、選ばれる。これまでに世界各地で約2700人のアショカ・フェローが選出。
(サイトから引用)
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手話話者の社会参加を支援する、心強い取り組みですね!