CATVの遠野テレビ 災害対策本部から手話通訳も放送
大震災が襲った岩手県三陸沿岸部に対する支援拠点となった岩手県遠野市。当日、市はいち早く災害対策本部を設置し、被災対応と支援の先頭に立ってきた。
震災では遠野テレビを使って3月17日~25日までの9日間、朝9時30分、午後2時、夜8時30分の1日3回、30分間の放送を、対策本部長である本田敏秋視聴が被災状況やライフラインなどの情報を直接伝えてきた。
とりわけ注目したいのが夜8時30分からの放送で、本部長の横に手話通訳者が立ち、映像で伝えたことだ。協力した手話通訳者は地元の手話サークル「遠野手話サークルどんぐり」で、毎回2名、延べ9名で9日間の放送を支えてきたのである。聴覚障がいのある市民から、「ありがとう」のメッセージが書かれたFAXが届いた。
『いくお~る』 聴覚障害に関する情報ブログ-遠野CATV
(月刊ニューメディア2011年12月号より引用)
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こんな対応がなされていたとは知りませんでした!
手話通訳士ではないかもしれませんが、緊急時ですから、伝わる方法ならなんでも使ってほしいものです。
聞こえない方へ伝えることの気づきがあったのはすばらしいですね!