要約筆記者を法廷に初配置、裁判員裁判で/横浜地裁
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104200014/
19日に横浜地裁で開かれた殺人事件の被告を審理する裁判員裁判初公判で、「選任された裁判員、補充裁判員の中に耳の不自由な方がいる」として、県内で初めて公判のやりとりをその場で文字にして伝える要約筆記者が法廷に配置された。
地裁によると、初公判では、要約筆記者が検察官や弁護人らのやりとりをパソコンに入力、裁判員らの手元のモニターに文字が映し出された。
同地裁は裁判員候補者に対して、要約筆記や手話、点字翻訳、移動介助者などが必要かどうかを選任手続き前に質問、支援希望を確認している。全国では昨年5月、強姦(ごうかん)致傷事件を審理した奈良地裁が、補充裁判員の希望を受け要約筆記者を活用。一方、高知地裁では、手話通訳を希望した候補者に対し、通訳を手配しなかったというトラブルがあった。
(サイトから引用 情報元:ラビット様)
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補充裁判員の活用例はありましたね。聴覚障害者対応としては、他に全国60の地裁に磁気ループが配備され、実際に東京都他数カ所で使われています。