Twitterユーザーが展開した大震災発生時の『情報戦』(佐々木智也氏)
東日本大震災において重要な情報伝達手段として利用されたTwitter。その果たした役割、今後の可能性についてまとめたい。
Twitterはアメリカ発のサービスで、世界で約2億人強のユーザーが利用。3/11は未曾有の災害にも関わらず、安定稼働した。
3/11に東北を中心とした停電等で連絡が取れない方々へ、大津波警報をTwitterで呼びかけようというTweetが広がる。
交通機関や避難情報、帰宅困難者向け休憩所情報などがTwitter上で広がる。
つくば市が避難者向け毛布を公式RTで募集したところ、わずか2時間で250人分が届く。
政府や地方自治体、インフラ会社がアカウント活用を行う。
など、重要な役割を果たしていました。
筆者は「この度のTwitterの活躍は、確実にパラダイムシフトを起こしたのではないか」と述べる。ユーザー各々がTwitterというツールを使い、情報発信することで、アカウントひとつひとつが小さなメディアになった。既存メディアはTwitterで生まれる個々の小さなメディアと向き合う時期が到来したのでは」と結ぶ。
(参考 掲載されたニューメディア誌6月号のサイト)
http://www.newww-media.co.jp/
(サイトから引用)
--
おおざっぱなまとめですが、それでも強く共感する内容でした。
編集子も震災でツイッターの活用に目覚めました。
もうひとつ注目した記事が、電通総研メディアインサイトメモ。
『ネオ・デジタルネイティブ』誕生と進化
1976年前後に生まれた76(ナナロク)世代
→PCリテラシーが非常に高い(中堅社員?)
1986年前後に生まれた86(ハチロク)世代
→ケータイリテラシーが非常に高い(若い社員?)
1996年前後に生まれた96(キューロク)世代
→何でも使いこなすマルチデバイス世代(中高生)
86世代後半から96世代までの、明らかに「デジタルネイティブ」と異なる世代を、電通総研では『ネオ・デジタルネイティブ』と命名。
特徴は1)動画を介したコミを盛んに行う。2)オンタイム志向。「早く知りたい」「友人が何をしているか気になる」と、情報にどん欲。3)「つながり志向」メールにすぐ返信するのが基本。4)モバイル志向。育った環境にモバイル機器が存在していた。
最近の大きな変化は、SNS。ツイッターとFaceBookなどをケータイ利用する傾向が増大しているとのこと。
もうひとつはケータイメールの減少。メールでチャット状態だったものが、ソーシャルメディアの普及で、ツイッターなどで一斉発信同様のことができるようになった。メールは重要なことにしか使われなくなってきているようだ。
オンタイム、つながり、モバイル志向。これらに注目すべきと結んでいます。
以上も記事からの(長い)引用ですが、ツイッターの便利さで実感したことが、ここにも現れていることを感じました。
文字のような視覚的情報によるつながりが強くなることで、一部の聴覚障害者の情報格差もかなり改善されそうです。
しかし手話が頼りの聴覚障害者には格差増大になりかねないです。
となると次に期待されるのは画像・映像情報の共有化かな?
YouTubeがもっと使いやすく改善されたものが出てくればいいのかなあ。
いろいろ聴覚障害者にとってのメディアの現状と未来を考えさせられる、よい特集でした。
東日本大震災において重要な情報伝達手段として利用されたTwitter。その果たした役割、今後の可能性についてまとめたい。
Twitterはアメリカ発のサービスで、世界で約2億人強のユーザーが利用。3/11は未曾有の災害にも関わらず、安定稼働した。
3/11に東北を中心とした停電等で連絡が取れない方々へ、大津波警報をTwitterで呼びかけようというTweetが広がる。
交通機関や避難情報、帰宅困難者向け休憩所情報などがTwitter上で広がる。
つくば市が避難者向け毛布を公式RTで募集したところ、わずか2時間で250人分が届く。
政府や地方自治体、インフラ会社がアカウント活用を行う。
など、重要な役割を果たしていました。
筆者は「この度のTwitterの活躍は、確実にパラダイムシフトを起こしたのではないか」と述べる。ユーザー各々がTwitterというツールを使い、情報発信することで、アカウントひとつひとつが小さなメディアになった。既存メディアはTwitterで生まれる個々の小さなメディアと向き合う時期が到来したのでは」と結ぶ。
(参考 掲載されたニューメディア誌6月号のサイト)
http://www.newww-media.co.jp/
(サイトから引用)
--
おおざっぱなまとめですが、それでも強く共感する内容でした。
編集子も震災でツイッターの活用に目覚めました。
もうひとつ注目した記事が、電通総研メディアインサイトメモ。
『ネオ・デジタルネイティブ』誕生と進化
1976年前後に生まれた76(ナナロク)世代
→PCリテラシーが非常に高い(中堅社員?)
1986年前後に生まれた86(ハチロク)世代
→ケータイリテラシーが非常に高い(若い社員?)
1996年前後に生まれた96(キューロク)世代
→何でも使いこなすマルチデバイス世代(中高生)
86世代後半から96世代までの、明らかに「デジタルネイティブ」と異なる世代を、電通総研では『ネオ・デジタルネイティブ』と命名。
特徴は1)動画を介したコミを盛んに行う。2)オンタイム志向。「早く知りたい」「友人が何をしているか気になる」と、情報にどん欲。3)「つながり志向」メールにすぐ返信するのが基本。4)モバイル志向。育った環境にモバイル機器が存在していた。
最近の大きな変化は、SNS。ツイッターとFaceBookなどをケータイ利用する傾向が増大しているとのこと。
もうひとつはケータイメールの減少。メールでチャット状態だったものが、ソーシャルメディアの普及で、ツイッターなどで一斉発信同様のことができるようになった。メールは重要なことにしか使われなくなってきているようだ。
オンタイム、つながり、モバイル志向。これらに注目すべきと結んでいます。
以上も記事からの(長い)引用ですが、ツイッターの便利さで実感したことが、ここにも現れていることを感じました。
文字のような視覚的情報によるつながりが強くなることで、一部の聴覚障害者の情報格差もかなり改善されそうです。
しかし手話が頼りの聴覚障害者には格差増大になりかねないです。
となると次に期待されるのは画像・映像情報の共有化かな?
YouTubeがもっと使いやすく改善されたものが出てくればいいのかなあ。
いろいろ聴覚障害者にとってのメディアの現状と未来を考えさせられる、よい特集でした。