高齢者のうつ病による自殺者はうつのない人の34倍—都老研が発表
http://www.caremanagement.jp/news+article.storyid+5096.htm
粟田氏が70歳以上の高齢者1,145人を対象に仙台市で行った健康状態の調査(2002年)では、10.2%に軽いうつ、1.8%に重いうつ病が見られ、なかでも1)年齢が高い、2)複数の身体疾患がある、3)運動機能が低下している、4)痛みがある、5)視覚障害や聴覚障害がある、6)配偶者と離別・死別している、7)配偶者が病気である、ことなどが抑うつ傾向に関係していることがわかった。
抑うつ症状は高齢者の自殺願望とも深く関係しており、抑うつが「ある」人は「ない」人の34倍も「死にたい」という思いを持ちやすいことがわかったという。
粟田氏は、ソーシャルサポートという社会資源を地域に創出する事業が、高齢者のうつ病や自殺の予防に寄与するという仮説を立て、うつ病の危険性がある高齢者への介入プログラムを開発し、2年間の介入研究を行ったところ、高齢者の精神的健康度は改善し、「死にたい」願望をもつ人の割合も減少したという。
(サイトから引用 情報提供:gotoda様)
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人生中途での失聴や難聴が、同様に病的状態をもたらす可能性があると思っています。
警察庁などに問い合わせましたが、聴覚障害と自殺との関連はまだデータがなく、明確ではないようです。