聴覚障害ハンディ乗り越え 医師国家試験に初の合格
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200803280142.html
今月、滋賀医科大学(大津市)を卒業した竹沢公美子さん(25)が28日、重度の聴覚障害のハンディを乗り越え、医師国家試験に合格した。厚生労働省によると、目や耳などが不自由な人が受験可能となった01年の医師法改正以来、聴覚障害がある大学生の合格者は初めてという。「うれしいけど、ゴールでなく、一つの通過点」と話す竹沢さん。患者の気持ちが分かる「お医者さん」を目指し、4月からの臨床研修に臨む。

専門課程に進むと、「難しい専門用語が聞き取れなくなり、授業についていけなくなった」。次第に大学からも足が遠のき、留年。あきらめかけた心を支えてくれたのは、周りの人たちだった。大学側がわかりやすい授業を工夫し、竹沢さんの授業をサポートする学生たちのグループもできた。
(サイトより引用)
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そうそう、本人の能力とは無関係に、聞き取れないからわからなくなってしまうのです。社会の大きな損失です。
同じように周囲の協力が得られず苦慮している方が、社会の中には大勢います。
竹沢さんにしても、ご本人の強い意志と意地がなければ、とうていできなかったことだと思います。そこに強く共感してしまいます。おめでとうございます!

その他2008年3月29日号デフニュースから引用
京都新聞 3月28日付
見出し【お見事! 医師国家試験に合格 大津の女性、聴覚障害で全国初】
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008032800237&genre=G1&area=S00

中国新聞 3月28日付
見出し【「手話で教育」黄信号 広島】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200803280230.html

産経新聞 3月28日付
見出し【聴覚障害をものともせず医師国家試験に合格 竹澤公美子さん】
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080328/trd0803282254013-n1.htm

読売新聞 3月29日付
見出し【聴覚ハンデ越え医師試験合格…滋賀医大の竹澤さん】
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080329p201.htm