「日本手話」できる教員養成へ 道教委が全国初 生まれつきのろう者に対応
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/education/79665.html
道教委は新年度、生まれつき耳の聞こえないろう者が主に使う「日本手話」による授業をろう学校に本格導入するため、日本手話を活用できる教員の養成に乗り出す。聴覚障害のケースに応じた授業を展開する狙い。手話の専門研修機関である全国手話研修センター(京都市)によると、日本手話に対応した教員養成を行う都道府県教委は初めて。
新年度予算案に約二百五十万円を計上し、全国手話研修センターから講師を招くほか、各ろう学校で外部講師を招いた研修も実施。日本手話で意思疎通できる教員を「数年内に十人前後まで増やす」(同課)のが目標という。
(サイトより引用 情報元:デフニュース2008年3月05日号)
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(財)全日本ろうあ連盟では、国内で使われている手話は全て日本手話、という見解のようです。
この場合いわゆる日本語の文法に対応させた手話と、そうでない伝統的な手話との、文法的な面での相違等を説明できないと、ろう児やろう者がわかりやすい手話の普及につながるか、手話話者が混乱しないかどうかが懸念されます。現にこの記事では「日本手話」について独立した言語としてとらえているようですので。

手話研修センターからも講師を招くとあるので、(財)全日本ろうあ連盟も関わっているのでしょうか。今後の取り組みに注目です!