Q 難聴者は世界中に何人くらいいるの?
(神奈川県 Kさん)
A WHO推計(05年)では、世界人口約60億人に対し2億7800万人以上の聴覚障害者がいるとしています。これは中等度(41dB以上)以上の聴覚障害者をカウントしています。
 このうち80%が発展途上国に集中していることが指摘されていました。以下、国連のサイトから主要な点を翻訳引用します。
http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs300/en/index.html
(WHO2005年調査。サイトより引用)

・主に世界人口の増加と、平均余命が長くなってきたことにより増加している。
・中耳炎が児童の中等度難聴の主因。
・聴覚障害は子どもの発語、言語、教育、インテグレーションに影響してきます。発語が始まる以前に教育開始することが大事になります。
・発展途上国では、補聴器により補聴効果の恩恵を得られるのは40人に1人足らずです。
・補聴器の生産は、世界中の10%未満の方々のニーズを満たす程度にしか生産されていません。
・聴覚障害の50%は予防、早期発見、早期検診、および管理で回避可能です。
 WHOでは予防医学に力を入れているようです。
(文責編集部 「いくお~る」74号疑問ハレバレ!より転載)