30メートルまで“聴こえ”の広がりを
フォナックの補聴援助「FMシステム」

これまで使うことのできなかった欧米の補聴援助「FMシステム」が、我が国でも電波法施行規則の一部改正で、使えるようになった。
皮切りとなるフォナック・ジャパンの新製品発表会には、多数の関係者が出席した。

従来の75MHzでは可能範囲が10m以内に限られていた。教育現場では、先生の声が教室の後方まで届かず苦慮していた。
新たに割り当てられた169MHz帯では、可聴範囲が30m、約3倍になった。

■送信機
Campus SX 92,000円 学校向け
ZoomLink 89,000円 マイクを高指向性、指向性、無指向性に切り替え可。外部入力あり。
EasyLink 66,300円 外部入力あり。
■受信機
ML9S 88,000円
Micro MLxS 88,000円
MLxS 80,000円
MyLink 65,000円
■補聴器
iLink 210,000円
■設備
Wall Pilot 57,000円
※iLink以外は課税対象となる。

送信機「イージー・リンク」と受信機「マイ・リンク」の組み合わせで13万1300円。これは自立支援法の福祉価格に対応したもの。
(時宝光学新聞10月1日号、第1364号より引用)

(参考)
http://blog.livedoor.jp/shinsuke39/archives/51163891.html
--
ブルートゥースも出てきたとはいえ、まだまだ期待できるシステムです。
自立支援法では、FMマイク分の金額は42,300円、FM加算分が89,000円増しとなってます。
Ilink は家電のデジタル端子の名称として普及しています。紛らわしくないかな。