補助犬(介助犬、盲導犬、聴導犬)のシンボル的存在だった「シンシア」が14日死んだ。98年、毎日新聞が介助犬の法的認知を訴えるキャンペーンを始めて以降、その存在は広く知られるようになった。99年5月、宝塚市が「シンシアのまち」を宣言し、ダイエーなど積極的に受け入れる企業も現れ、02年5月の議員立法による補助犬法成立(同年10月施行)につながった。(毎日新聞・2006年3月14日)
(共用品推進機構だより 2006年(50)3月17日)