宮古市にあるカラダの動き整体

「スタジオルーツ宮古」の山根です。

 

このブログでは お体のお悩みを解決するヒントを

毎週木曜・日曜に配信中! 

 

先日、初めてご来店された40代の女性(Aさん)が

来店されてすぐにこんな話をしてくれました。

 

「レントゲンもMRIも撮って、異常なしって言われたんです。でも、痛いんです。異常がないなら、この痛みはどこから来ているんでしょう?」

こういうお話をされる方は、整体にもたくさんいらっしゃいます。

 

 

先に結論です上差し
「異常なし」は、骨や関節などに損傷が見つからなかったという結果です。

 

それでも痛みが続いているときは、ケガそのものではなく

脳と神経が痛みを出し続けていることがあります。

これが「慢性痛」です。

 

この記事では、慢性痛の仕組みと、改善していくために大切な考え方をお伝えします。

痛みが続いているのに「異常なし」と言われて悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください!

 

 

 異常なしなのに痛いのは、脳と神経が痛みを出し続けているから

画像検査でわかるのは、

骨の変形、関節や椎間板の状態、筋肉や腱の断裂

といった「組織の形」です。

 

一方で痛みは、脳が「危ないかも」と判断したときに出す警報のようなもの。

この警報のしくみは、実際に痛みを引き起こします。

損傷がなくても、痛み自体は本物です。

損傷の大きさと痛みの強さは、必ずしも比例しない、というだけなのです。

 

Aさんの右肩から首の痛みは、半年ほど続いていました。

湿布や痛み止めで一時的に和らいでも、しばらくするとまた戻ってくる。

 

その繰り返しだったそうです。

では、痛みはどのくらい続くと、脳と神経が出し続ける状態になるのでしょうか?

 

 3か月以上続く痛みは、脳と神経が敏感になった「慢性痛」の可能性がある
 

国際疼痛学会では、痛みが3か月以上続く状態を慢性痛としてとらえています。

ケガや炎症で痛みの信号が何度も送られると、神経は刺激に敏感になっていきます。

これを「感作(かんさ)」といいます。

 

そこに、脳の変化も重なります。

脳は、何度も届く信号を「大事な情報」として扱い

よく使われた経路ほど使いやすくなる性質があります。

 

その結果、痛みを感じる回路が優先的に働くようになり

ちょっとした刺激にも敏感に反応するようになります。

これまで平気だった姿勢でも痛みが出やすくなるのは、このためです。

 

半年続いているAさんの痛みも、この状態の可能性がありました。

マッサージで楽になっても数日で戻ってしまうのは、筋肉ではなく、この回路のほうが変わっていないからだと考えられます。施術が合わなかったからでも、Aさんのカラダが弱いからでもありません。

では、この回路はどう変えていけばいいのでしょうか?

 

 慢性痛の改善で重視される5つの考え方

慢性痛の分野では、次の5つが重視されています。

  • 痛みの教育:痛みの仕組みを知ることです。知るだけで、脳が痛みを「危険」と感じにくくなります。
  • 恐怖回避行動の解消:「動くと悪化しそう」と感じるのは自然な反応です。ただ、避け続けるほど、動かせる範囲が狭くなっていきます。
  • 漸進的な運動:「少しずつ」動きを増やします。散歩や家事で十分です。
  • 睡眠・ストレス・破局的思考を整える:睡眠不足やストレスは、痛みを強く感じさせます。「この先もっと悪くなる」と考えてしまうのも、痛みが続くとよくある反応です。
  • 自己効力感の回復:「自分の動きで痛みが変わった」という手応えを取り戻します。

 

5つに共通しているのは、カラダを動かすことを通して、脳に「大丈夫、安全だよ」という情報を届けていくことです。

では、Aさんはどう変わっていったのでしょうか。

 

Aさんは、腕を上げるときに無意識で息を止めて、肩をすくめていました。

2番目の「恐怖回避行動」が、動きのクセとして出ていたのです。

 

1回目は、ここまでの仕組みをお伝えしたうえで、息を止めずに腕を上げる練習をしました。痛みが出る手前の高さまでです。「怖くて上げられなかった角度なのに、息をしていたら平気でした」と、Aさんも驚いていました。

 

その後、何度かご来店いただくうちに、こんな話をしてくれました。
「気づいたら、痛みのことを忘れている時間が増えたんです」

 

痛みがゼロになったわけではありません。

それでも、ふと気づいたら痛みを忘れていた。

それ自体が、Aさんにとっては大きな変化でした。

 

ここまでの内容を、あらためて整理します。

 

 まとめ「異常なしでも続く痛みは、動きから変えていける」

最初にAさんが口にした「この痛みはどこから来ているんでしょう?」という問いの答えは、画像に映らない脳と神経のはたらきにありました。

 

ポイントは3つです。

  • 痛みが3か月以上続くと、神経や脳が痛みに敏感になっている状態、つまり「慢性痛」に移行していることがあります
  • その状態は、ほぐして緩めるだけだと戻りやすいのが特徴的
  • カラダの動かし方を少しずつ変えていくことで、痛みへの反応も変わりやすい

スタジオルーツ宮古では、動きのクセと神経系のパターンにアプローチする施術です。

無理に動いていただくことはありません。

痛みが出ない範囲から、少しずつ進めていきますにっこり

 

あなたの痛みが、どんな動きのクセから続いているのか。

まずはそこを一緒に見つけることから始めませんか?

検査で異常なしと言われても痛みが続いている方は、ぜひご予約ください!

 

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