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をご紹介しています。
前回、前々回と、更年期症状のお悩みについてまとめました。
本日も、更年期特有の悩みについてシェアするのですが、今回のテーマは「不眠」です。
夜中の2時に目が覚める。時計を見て、また寝ようとするけれど眠れない。
体は疲れているはずなのに、頭は妙に冴えている。
結局そのまま朝を迎えて、重い体でベッドから出る。
「今日も疲れたまま一日が始まる」——睡眠薬を飲んでもこの状態は変わらない。
更年期世代の女性の約60%が、何らかの睡眠障害を経験しています。
寝付けない、夜中に目が覚める、朝早く起きてしまう。
睡眠の質が落ちると、日中のパフォーマンスも気持ちも下がる一方です。
「根本的に良くなる方法はないのか」——そう感じている方も多いはず。
実は、更年期の不眠には、ホルモンだけではない「隠れた原因」があるんです。
眠れないのは、脳が「興奮状態」だからかも
疲れているのに眠れない。これは矛盾しているようで、実は理にかなっています。
人間は、副交感神経が優位にならないと眠れません。副交感神経は「リラックスモード」の神経。心拍がゆっくりになり、呼吸が深くなり、筋肉が緩む。この状態になって初めて、脳は眠りに入れます。
更年期でホルモンバランスが乱れると、自律神経のバランスも崩れます。特に多いのが、交感神経が過剰に働き続けるケース。交感神経は「戦闘モード」の神経で、心拍は上がり、呼吸は浅く、筋肉は緊張する。この状態では、どれだけ「眠ろう」と思っても脳は眠りに入れません。
ハーバード大学の睡眠研究(2021)では、更年期の不眠患者の約80%に、夜間の交感神経活動の亢進が見られたと報告されています。つまり、眠れないのは意志の問題ではなく自律神経の問題です。
自律神経は背骨の中を通っています。特に首の骨(頸椎)は副交感神経のコントロールセンター。
頸椎が歪むと副交感神経の働きが低下し、常に交感神経優位の状態になります。さらに首の筋肉が緊張していると、脳への血流が悪くなり、脳は「危険だ」と判断して交感神経をさらに活性化させてしまいます。
スマホやパソコンで首を前に出す時間が長い現代人。その積み重ねで首への負担は大きくなり、自律神経が乱れ、眠れなくなる。これが更年期不眠の大きな要因です。また、内臓も副交感神経によってコントロールされているため、お腹の状態も大きく影響します。
普段の姿勢が歪んでいると、寝ていても疲れが取れない
もう一つ見逃せないのが「寝ているときの姿勢」です。
体が歪んでいると、寝ているときも筋肉は緊張し続けます。骨格が歪んでいると腰の筋肉が常に張った状態に。首が歪んでいると首や肩の筋肉が緊張したまま朝を迎えます。筋肉が緊張していると深い睡眠に入れず、疲れが取れません。
「8時間寝たのに全然疲れが取れない」——
これは睡眠時間の問題ではなく、睡眠の質の問題。その質を下げているのが、体の歪みと筋肉の緊張です。
高級な枕を買っても限界があります。まず必要なのは、体を正しい状態に戻すこと。首を整え、背骨を整え、骨盤を整える。そうすれば副交感神経が正常に働き、深い睡眠が取れるようになります。
更年期による不眠のことまとめ
眠れないのは年齢のせいだけではありません。
体が歪み、自律神経が乱れ、筋肉が緊張しているから。でも、それは整えられます。
睡眠が変われば人生が変わります。朝スッキリと目覚め、日中は頭がクリア。夜は心地よい疲れで自然と眠りに落ちる。その感覚を、もう一度取り戻しませんか?
次回は「更年期のイライラと感情のコントロール」について詳しくお伝えします。
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