スタジオルーツ宮古の山根です。

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をご紹介しています。

 

座席から立ち上がろうとした瞬間、膝のお皿のあたりに「ピリッ」。

会議で長時間座った後、立ち上がると膝が重い。最初の数歩がぎこちない。

階段を上ろうとすると、お皿の下側がズキズキ痛む。

こんな症状、心当たりありませんか?

 

さて今回は、膝の打つ側・外側の痛みに引き続き

「お皿周辺の痛み」についてまとめました!

 

このタイプは年齢層が幅広く、40代、50代だけでなく、20代、30代の若い方にも多く見られます。スポーツをしている学生にも珍しくありません。ですが、内側や外側の痛みとは、また違った特徴と原因があるんです上差し

 

 「膝のお皿」って、何のためにあるの?

 

そもそも、膝のお皿(正式には膝蓋骨)は、なぜあるのでしょうか?

実は、お皿は膝を効率よく動かすための「滑車」のような役割をしています。太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が収縮すると、この筋肉の力がお皿を介して膝に伝わり、膝が伸びる仕組みです。

 

お皿がないと、筋肉の力が膝に効率よく伝わらず、同じ動作をするのに1.5倍くらいの力が必要になると言われています。つまり、お皿は膝を動かす「効率化装置」です。

さらに、お皿は膝の前面を保護する役割も持っています。転んで膝を打ったとき、お皿がクッションになって膝関節本体を守ってくれてます。

 

こんなに重要な働きをしているお皿ですが、実は非常にデリケートな部位でもあります。お皿の裏側には軟骨があって、膝を曲げ伸ばしするたびに、太ももの骨の溝を滑っています。

この動きが正常なら問題ありません。でも、お皿の位置がずれていたり、太ももの筋肉のバランスが崩れていたりすると、摩擦が起きて炎症や痛みが生じることもあります。

 

 

 膝のお皿が痛くなる3つのパターン

膝のお皿周辺の痛みには、大きく分けて3つのパターンがあります。

 

パターン1:お皿の裏側の軟骨が傷んでいる(膝蓋軟骨軟化症)

お皿の裏側には軟骨がありますが、この軟骨が摩耗したり傷ついたりすると、お皿周辺に痛みが出ます。特に10代後半から30代の女性に多く見られるパターンです。

階段を上るとき、しゃがむとき、長時間座った後に立ち上がるときなど、膝を深く曲げる動作で痛みが出やすいのが特徴。

お皿を押すと痛い、膝を曲げるとゴリゴリ音がする、といった症状も伴うことがあります。

 

パターン2:お皿の位置がずれている(膝蓋骨不安定症)

お皿は本来、太ももの骨の溝の中を真っ直ぐ滑るように動きます。でも、太ももの筋肉のバランスが崩れていると、お皿が外側にずれたり、不安定になったりします。

すると、膝を曲げ伸ばしするたびにお皿が正しい位置からずれて、痛みが出るんです。

「膝が外れそうな感じがする」

「膝がガクッとする」

という症状があれば、このパターンの可能性が高いです。

 

 

パターン3:お皿の下の腱に炎症がある(膝蓋腱炎・ジャンパー膝)

お皿の下には、膝蓋腱という太い腱があります。ここに炎症が起きると、お皿の下側が痛みます。

ジャンプの多いスポーツ(バスケットボール、バレーボール)をしている方に多いため、「ジャンパー膝」とも呼ばれます。階段を上るとき、ジャンプするとき、しゃがむときなどに、お皿の下がズキッと痛むのが特徴です。

どのパターンも、共通しているのは「太ももの筋肉の問題」が関わっているということ。お皿自体が悪いというより、お皿を動かす筋肉やバランスに問題があることがほとんどです上差し

 

 

 
座りっぱなし」が、膝のお皿を弱くする??

ここで一つ、興味深いデータをお伝えします。

アメリカの研究で、1日8時間以上座っている人は、4時間以下の人に比べて膝のお皿周辺の痛みを訴える割合が約2倍高いという結果が出ています。

 

なぜ座りっぱなしが良くないのか?

座っている間、太ももの前の筋肉はほとんど使われません。筋肉は使わなければ、どんどん衰えていきます。特に大腿四頭筋は、衰えやすい筋肉の一つです。

 

さらに、長時間座った後に立ち上がると、お皿の裏側の軟骨に急に負荷がかかります。映画館やデスクワークの後に膝が痛くなるのは、このためです。

「座りっぱなしが体に悪い」というのは聞いたことがあると思います。でも、それが膝のお皿にも影響しているとは、知らなかった方も多いのではないでしょうか?

デスクワークの方、長時間の会議が多い方、車での移動が中心の方——。もし膝のお皿周辺に痛みを感じているなら、座りっぱなしの生活習慣が原因かもしれません。

 

 こんな症状があったら要注意!

 

お皿の痛みの中には、注意が必要なケースもあります。

膝が腫れている、熱を持っている、膝に水が溜まっている

—こうした症状がある場合は、炎症がかなり進んでいる可能性があります。

 

また、「膝が外れそうになる」「ガクッと抜ける感じがする」という症状が頻繁にある場合は、膝蓋骨脱臼の既往があるかもしれません。こうしたケースでは、自己判断せずに整形外科を受診することをおすすめします。レントゲンやMRIで詳しく調べることが大切です。

 

その上で、整体でできるケア(筋力強化、バランス調整、正しい動き方の習慣化)を組み合わせていく。医療と整体を上手に使い分けることが、最善の結果につながります。

 

 

次回は「O脚・X脚と膝痛の深い関係」について詳しくお伝えします。

脚の形が膝に与える影響、そして改善の可能性について解説します!

 

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