山根です。

 

今回のテーマは

「にんにくの健康効果」です。

 

「滋養強壮といえば!」というイメージのあるにんにくですが

実は近年、「デトックス」としても注目されています。

 

特にニンニクは、重金属の排出に効果があるのではないかと

数々の論文で明らかにされています。

 

こういった不純物は、生きている上でどうしても体内に蓄積するもの。

賢く排泄しながら、元気になるためのニンニク効果について

深掘りしていきます!

 

 

本日の内容はこちらの動画にまとめてあります⇧

 

 疲労回復などに効くビタミンBの吸収率が高い

 

「疲れた時にはにんにく」は、

実は科学的根拠に基づく理にかなった選択です。

 

その秘密は、にんにくの主成分アリシンと

ビタミンB1の美しい相乗効果にあります。

通常、ビタミンB1は腸から吸収されにくい

水溶性ビタミンですが、アリシンと一緒に摂ると

血中に長く滞在できるようになると言われています。

 

つまり、にんにくは単に栄養を補給するだけでなく、

その栄養をより効率的に活用できる体内環境に整える

そんな天然のエネルギーブースターなのです。

 

 元気で体力がある=ミトコンドリアの働きが活発

 

そもそも「最近疲れやすくて体力がない」と感じる時、

実は細胞レベルで何が起きているのでしょうか。

 

体力とは単に筋肉の強さではなく、

もっと根本的なエネルギー産生能力のことを指します。

 

体力を構成する要素は、

心肺持久力、筋力・筋持久力、疲労回復能力、

そしてエネルギー産生能力(ミトコンドリア機能)の4つ。

なかでも注目すべきは、細胞のエネルギー工場である

ミトコンドリアの働きです。

 

ミトコンドリアの量と質が優れるほど持久力も向上し、

長時間の運動が可能になることは科学的にも証明されています。

 

ミトコンドリアについては

こちらの過去動画を参照ください。

 

 

  にんにくのもっとすごい効果「重金属の解毒

 

にんにくが何よりもすごい効果、それは「解毒」です。

現代社会で避けられない重金属や環境毒素

にんにくは、こうした見えない脅威から

私たちの体を守る頼もしい味方です。

 

仕事上暴露しやすい自動車バッテリー工場労働者を

対象とした臨床研究では、にんにく摂取により

血中鉛濃度が19%減少し、処方薬D-ペニシラミンと

同等の効果を副作用なく実現しています。

 

その秘密は、にんにくに含まれる

アリシンやS-アリルシステインなどの硫黄化合物。

これらが血流中の重金属と結合して、

カドミウム、水銀、鉛の肝臓蓄積を有意に減少させてくれます。

 

玉ねぎの目に染みる成分もこの硫黄化合物にあたります。

さらに注目すべきは、肝臓解毒酵素の活性化効果です。

にんにくはシトクロムP450(Phase I)と

Phase II解毒酵素系のバランスを最適化し、

ストレスホルモンや環境毒素を無害化。

 

グルタチオン抱合を強化することで

毒性化合物の排泄を最大50%増加させます。

 

つまり、にんにくは単なる調味料を超えて、

現代人の体内クリーニングシステムを

強力にサポートしてくれる

天然のデトックスサポーターと言えます。

 

 健康のベースはやはり、日常生活から。

 

整体に通う以前に、

体が回復できる、ダメージを受けても修復できる日々のケア

これがとても重要です。

なので、YouTubeではそのためのヒントを

3日に1回投稿しています。

 

 

より詳細な内容は、ぜひYouTubeをご視聴ください。

 

スタジオルーツ宮古では、YouTubeやブログを通じて、

不調に悩まされない体つくりに必要な情報をお届けしております。

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