山根です。

 

今回のテーマは

「血管を強くするシナモンの健康効果」です。

 

健康の要である血管を強くすることで有名なシナモンですが、

ここ数年は心血管系の死亡率が増加傾向にあると言われており

より注目を集めています。

 

循環系の問題がある人に限らず、

若さを保つ上でも血管の健康は重要ですので

ぜひ最後までご覧ください!

 

本日の内容はこちらの動画にまとめてあります⇧

 

 シナモンは漢方としても使用される健康食品

 

甘い香りでお菓子のアクセントなどで使用されるシナモン。

紀元前2800年から薬用として愛用されてきた

歴史ある健康食材として知られています。

 

ローラ科ニッケイ属の樹木から採取されるシナモンには、

現代の神経生理学研究でも注目される

豊富な生理活性成分が含まれています。

 

漢方としても使われており、

・体を温める作用で冷えによる不調を改善する

・血行を促進して肩こりや腰痛、生理痛まで和らげる

・発汗作用で風邪の初期症状を緩和、胃腸を温めて消化を助ける

以上のような効果が期待されます。

 

最新研究では、シナモンが

自律神経系、内分泌系、免疫系に多面的にアプローチし、

ストレス応答の調節に寄与することが明らかになっています。

 

 シナモンは、「抗炎症」にも「抗酸化」にも有効

 

シナモンが「血管にいい」と言われる理由は、

その豊富な有効成分にあります。

 

シナモンの45-65%を占める主成分シンナムアルデヒドは

特徴的な甘い香りの正体であり、強力な抗酸化・抗炎症作用で

インスリン感受性を向上させ、血管拡張効果も発揮します。

 

12-18%を占めるオイゲノールは

神経保護作用と抗炎症効果の側面を持ちます。

プロアントシアニジンは脳内神経伝達を支援し、

血管内皮機能を改善してくれルため、血管を強くします。

 

 シナモンが血管を強くし、炎症を抑える

 

慢性的な疲れやイライラの背景には、

何度もお伝えしている通り体内の炎症が関わっています。

 

慢性炎症は交感神経を過度に活性化させ、

自律神経のバランスを崩してしまうのです。

そこでシナモンの出番です。

シナモンの主成分シンナムアルデヒドは、

炎症の司令塔であるNFκB(核内因子κB)の

シグナル経路をブロック。

 

これによりTNF-α、IL-1β、IL-6といった

炎症性サイトカインの産生を抑制します。

 

実際のメタ分析研究では、

シナモン摂取によって炎症マーカーの

C反応性蛋白(CRP)が有意に減少(-2.22 mg/L)し、

インターロイキン-6も軽度減少することが確認されています。

 

つまり、シナモンは体内の炎症性と抗炎症性サイトカインバランスを整え、

交感神経系の過度な活性化を抑制。結果として

副交感神経の機能回復を促進してくれる優秀食材なのです。

 

 健康のベースはやはり、日常生活から。

 

整体に通う以前に、

体が回復できる、ダメージを受けても修復できる日々のケア

これがとても重要です。

なので、YouTubeではそのためのヒントを

3日に1回投稿しています。

 

より詳細な内容は、ぜひYouTubeをご視聴ください。

 

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