スタジオルーツ宮古の山根です。
「もう何年も肩こりが続いていて、なんとかしたい」
これは、肩こり・首こりで
ご来店される方からよくお聞きする言葉です。
肩こりは慢性化しているケースが多く
「学生の頃からずっと肩こり持ちです〜」
という方がたくさんいらっしゃいます。
「ではなぜ肩こりは慢性化しやすいのか」
今日は肩こりについて深掘りしていきます。
なぜケアしても戻ってしまうのか
肩こりが慢性化してしまう原因、その一つに
「中枢性感作」（ちゅうすうせいかんさ）
と呼ばれる状態があります。
これは簡単にいうと、脳や脊髄が痛みに対して
敏感になりすぎる状態です。
本来なら痛みを感じない程度の刺激でも
「痛い」と感じてしまったり、
痛みが広い範囲に広がったりします。
畿央大学の研究では、この状態の関連症状には
痛みだけでなく疲れやすさ、不眠、記憶力の低下、
気分の不調なども含まれると報告されています。
（ https://www.kio.ac.jp/nrc/2024/03/29/press-23/ ）
つまり、筋肉そのものに問題があるというよりも、
痛みを感じるセンサーが過敏になっているイメージです。
実際、この研究でも症状が強い方ほど
改善しにくい傾向があると報告されています。
慢性的な肩こりの場合も、過敏になっているケースが多く
実は比較的頻回に見られる現象の１つです。
では、どうすれば解決できるのでしょうか。
改善のカギは「組み合わせ」
様々な研究を見ていくと、筋力トレーニング、ストレッチ、
有酸素運動を組み合わせた運動が中枢性感作の改善に
効果的であることが示されています。
（ https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1877065724000770 ）
ストレッチや筋トレなど、それぞれの運動には意味がありますが、
複数を組み合わせることで神経系の過敏さが和らぎやすくなると考えられています。
また、痛みについて正しく理解することも助けになります。
「痛い＝カラダが損傷している」ではなく、
「神経が過敏になったサインかもしれない」
と捉えられるようになると、
不安が減り、 動くことへの恐怖も和らいでいきます。
この考え方を「痛みの教育」といい、
慢性痛の改善に役立つとされています。
スタジオルーツ宮古では、
「痛み」に対して適切なプロセスで解決に導きます。
どんな治療法を試しても症状を繰り返してしまう方へ
当店には、今回紹介したような
慢性的な症状にお悩みの方が多くご来店されます。
ご利用いただいた方からは、
こんなお声をいただいています。
何年も続く肩こりや首こりがつらい慢性痛で
どこに相談したらいいかわからない。
そんな方は一度ご相談ください。
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宮古駅から徒歩６分、宮古市役所から徒歩10分
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