山根です。
今回のテーマは
「足の痺れや腰痛に影響する下肢のトリガーポイント」です。
「坐骨神経痛と思っていた症状が、
実はトリガーポイントの関連痛だった」
というのは、ご来店されるお客様の中にも多く
その場合はトリガーポイントが解消するだけで
痺れがなくなるというケースもございます。
特に近年はヘルニア、狭窄症と診断される割合が
増え続けていますので、ぜひ知識をつけて
ある程度自分で対処ケアをできるようにしましょう！
腰痛に悩んでいる方や
足の痺れに悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。
本日の内容はこちらの動画にまとめてあります⇧
痛みは早めに解決するに越したことはない
足の痺れや痛みは、突然現れるものではありません。
実は段階的に進行する5つのステージがあり、
早期に気づくことで深刻な状態を防ぐことができます。
ステージ1：痛みを感じる
- 痛みが始まり、不快感を引き起こす初期段階
ステージ2：温感
- 痛みが楽しくなり、温感を引き起こす
ステージ3：温感が収束する
- 血管が収縮し、血流が減少する
ステージ4：痺れ
- 組織が十分な酸素を受け取れない状態
ステージ5：痛みが慢性化する
- 慢性的な痛みを発症
このように、最初の「痛み」から始まって
徐々に「痺れ」へと進行し、最終的には
慢性的な痛みに発展します。
多くの人は痺れが出てから慌てて対処しようとしますが、
実はステージ1の段階で適切なケアを行うことが最も効果的です。
足の違和感を感じたら、それは身体からの
重要なサインです。早めのケアで、
つらい痺れや慢性痛を予防しましょう。
姿勢改善、腰痛改善は腰-骨盤-股関節の連動性がカギ
足の痺れを根本的に改善するには、
LPHC（腰骨盤一股関節複合体）という
身体の中核部分に注目する必要があります。
LPHCとは、腰椎・骨盤・股関節の
3つの部位が相互に影響し合い、
一つの機能的なユニットとして働く
身体の要となる部分です。
これらが連携することで姿勢の保持、
歩行動作の安定性、力の伝達など
様々な運動機能を実現しています。
現代人の長時間座位は、
大腰筋と梨状筋を短縮させ、
骨盤の安定性低下を招きます。
この連鎖反応により腰方形筋が
過活動を起こし、複数の部位に
痺れが同時に現れるのです。
つまり、足の痺れは単純に足だけの問題ではなく
身体の中心部である腰骨盤一股関節複合体全体の
機能障害から生じているケースが多いのです。
足の症状を改善するためには、
この中核部分の機能を総合的に
回復させることが重要です。
その坐骨神経痛、もしかしたら梨状筋症候群かも
坐骨神経痛に似た症状で
お悩みの方の多くが見落としがちなのが、
梨状筋のトリガーポイントです。
この筋肉は股関節の外旋と安定化を担う
重要な筋肉で、現代人の生活習慣により
問題を起こしやすくなっています。
梨状筋のトリガーポイントは、臀部から
大腿後面、下腿外側への痺れ、まさに
坐骨神経痛と同じパターンの症状を引き起こします。
発生メカニズムには2つのパターンがあります。
約15％の人では坐骨神経が梨状筋を貫通してるため
筋肉の緊張により直接的な神経圧迫が生じます。
しかし注目すべきは、神経が貫通していない場合でも
梨状筋のトリガーポイントが坐骨神経支配領域に
類似した痺れを引き起こすという点です。
長時間座位、股関節の機能不全、歩行パターン異常が
主な発生要因となります。
「臀部から太もも裏への痺れ」は
梨状筋トリガーポイントの典型的症状です。
スタジオルーツ宮古にお越しの
足の痺れに悩むお客さんも、４割以上は
この梨状筋症候群が原因です。
今足の痺れで悩んでいるという方は、
梨状筋のセルフケアを試してみてください。
それでも変化が見られない…という方はぜひ
スタジオルーツ宮古の施術をご検討ください^ ^
より詳細な内容は、ぜひYouTubeをご視聴ください。
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