運動部の学生たちも大会シーズンで
練習に熱が入る時期ですね。
先日は、高校生のバスケットボール選手が
「試合中に足首を捻ってしまって、
氷で冷やしているんですがなかなか良くなりません」
と相談に来られました。
ケガをすると、
「とりあえず冷やしておけばいい」
そう思われる方も多いかもしれません。
しかし、ここに大きな誤解があり
あくまでアイシングは「治療」ではなく
「痛みの管理」が本来の目的なのです。
適切な対処を知らないと、この学生のように
回復が遅れてしまうケースがあります。
捻挫後の痛みでお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
まず最初にすべきことは医療機関での診断
足首をひねったら、
まず医療機関を受診してください!
捻挫の重症度は、外から見ただけでは判断できません。
簡易的な検査である程度の状況は予測できるものの、
骨折や靭帯損傷の有無はレントゲンやMRIなどの
画像診断と医師による検査で初めてわかります。
正しい診断があって初めて、
適切な回復のステップが見えてきます。
診断を受けずに放置すると、
痛みが残ったり、足首が不安定になったり、
捻挫を繰り返すというような状態になるのです。
捻挫には軽度から重度までさまざまな段階があり、
それぞれに適した対処法が異なります。
だからこそ、まずは医師の診断を受けることが大切です。
詳しくはこちら:[日本整形外科学会 - 足関節捻挫]
(https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/ankle_sprain.html)**
アイシングについて知っておきたいこと
長年使われてきたRICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)ですが、
アイシングの効果について見直しが進んでいます。
いくつかの研究で、氷で冷やしても
はっきりとした治療効果が見られず、場合によっては
回復を遅らせることも指摘されています。
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8173427/
その理由は、
長時間冷やし続けると血流が悪くなり、
自然な回復プロセスを邪魔するからです。
実は、炎症反応は
カラダが治ろうとしている
大切なサインなのです。
では、どう対処すればいいのか。
痛みが強い初期(受傷後1〜2日間)は、
痛みを和らげる目的で短時間(15〜20分)のアイシングは有効です。
しかし、それ以降は
- 痛くない範囲で少しずつ動かす
- 血流を保つことを意識する
- 自然な治癒プロセスを妨げない
ことが、回復への近道になります。
※医療機関で処方される湿布や飲み薬も
痛みの管理には有効です。
医師の指示通りに使用しながら、 同時にカラダの動かし方を
見直すことが早期回復への近道になります。![]()
病院のその後が、回復を左右する
診断を受けて初期対応ができた。
ここまでは医療機関での役割です。
でも、大切なのはその後に
なぜ捻挫が起こったのか
どんなカラダの使い方に問題があるのか
を見ていくことであり、当店が得意とする領域です。
足首はカラダの土台であり、
過去の捻挫の経験が腰痛や肩こりの引き金になっている
ケースもたくさんございます。
「なかなか治らない」
「また捻挫してしまった」
「違和感が取れない」
そんな方は、安易に考えず、一度カラダ全体を
しっかり見直すことをおすすめします。
初回の方は現在、キャンペーンを実施しておりますので
ぜひ一度スタジオルーツ宮古に足を運んでみてください。
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