今回のテーマは
「ストレッチの健康効果」です。
ストレッチ=セルフケアの王道
というイメージが強いかと思います。
実際、腰痛・肩こり持ちのお客さんに
家で実践しているセルフケアを伺うと
8割以上の方が「ストレッチ」とお話しされます。
では、このストレッチは本当に
健康効果があるのか
ここら辺を、近年の論文データを参考に
考察していきますので
ぜひ最後までご覧ください。
本日の内容はこちらの動画にまとめてあります⇧
【結論】ストレッチは血流を高める効果がある。が…
「ストレッチは血流を良くする」と聞いて、
毎日ストレッチに励んでいる方も多いのではないでしょうか。
そして多くの人が、
「カラダは柔らかい方がいい」
という考えのもとストレッチに励んでいます。
ですが、結論から言うと
「柔らかいから健康」とは言えません。
ストレッチを習慣にしている人は、
もともと健康意識が高い傾向にあります。
規則正しい生活を心がけたり、
食事に気を遣ったり、
適度な運動を取り入れたり。
つまり、ストレッチ単体の効果というより、
健康的な生活習慣全体の一部として
取り組んでいるケースが多いのです。
一方で、動作が緩慢になってきたり、
肩こりや腰痛などの不調を感じている方は
筋肉の緊張状態が続いていることが多いもの。
そんな時、「柔軟性を高めなければ」と
焦ってしまいがちですが、実際のところ
ストレッチが怪我の予防に劇的な効果を
もたらすかというと
「それほどでもない」
というのが正直なところです。
まとめると、
・怪我の予防には効果は認められていない
・健康のために欠かせないものでもない
・ただし、血流は改善できるので痛みの緩和には有効
このように、効果は限定的となります。
座りっぱなしの仕事の人はモモ裏ストレッチを日課に
ストレッチの効果は限定的と前述しましたが、
裏を返すと「必要な場面もある」と言うことです。
その例として、
「長時間座っている仕事の人」
「学生さん(授業で長時間座っている)」
これらの方には、もも裏のストレッチをおすすめします。
その理由は、
座りっぱなしの生活を続けていると、
ハムストリング(もも裏)の柔軟性が
1週間で約5〜10%も低下する
と言うデータがあるためです。
それでなくても、私たちの柔軟性は
年齢とともに自然に低下していきます。
一般的に20歳から70歳までの間に
約20〜30%筋肉や腱の伸長性が減少すると言われています。
特に注意したいのが、
ハムストリングスが硬くなることで起こる
腰痛リスクの増大。
デスクワーカーの多くが悩む腰の不調は、
実はもも裏の硬さが原因になっていることが多いです。
一日中パソコンに向かっている方、
長時間の会議が多い方、
受験勉強で机に向かう時間が長い学生さんなど、
座る時間が長くなりがちな現代人にとって、
もも裏のストレッチは単なる健康習慣を超えた
「必要なケア」と言えるかもしれません。
その他YouTubeでは、もう少し詳細に
ストレッチの効果効能などについて解説しています。
ぜひご視聴の上確認してみてください。
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