今回のテーマは
「椎間板」です。
おそらく「椎間板ヘルニア」という言葉で知っている方も多いと思いますが、
背骨の骨、椎骨と椎骨の間にあるクッションが椎間板です。
今回は、その椎間板の構造やどんな問題が生じるのか、
また、それに対する対策についてまとめています。
今回の内容はこちらの動画にまとめてあります⇧
コンディションの調整力(自律神経)が整う3つのベース
運動・休息・栄養の最適化が、
安定したコンディションを作ります。
3つの指針は厚生省でも推奨されています↓
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001171393.pdf
この3つの要素が安定することで、
本来のリラックスした状態を維持できます。
リラックスした状態というのは、
交感神経と副交感神経のバランスが取れている状態です。
スタジオルーツ宮古では、
日常で実践できる3つのバランス習慣をYouTubeやブログで発信しながら、
施術で自律神経のバランスを整える3つのアプローチを提供しています。
椎間板は、2つの構造によって形成されている。
椎間板は、
・適度な運動性を担保するための髄核
・損傷を防ぐための繊維輪
という2つの構造によって成り立っています。
内部はある程度動きに順応性があり、
それによって圧力を分散する免震構造のような役割を持ちます。
そして外部は、その順応性ある髄核を保護する頑丈な作りをしています。
椎間板ヘルニアというのは、
この髄核が許容量を超えたストレスを受けた際に飛び出る現象をさします
急なストレスよりも、日頃の負担の蓄積で飛び出る。
結論から言うと、多くの腰痛は
急に症状が出てきたとしても、ほとんどが慢性的な問題が原因です。
なので、一発で解決!は稀なケースで
基本的にはある程度時間をかけて(数ヶ月)ケアすることが大切。
多くの論文から今回も引っ張ってきました。
まとめるとこのような感じです。
·椎間板変性は10~15年の期間をかけて徐々に進行する
·変性は通常20~30代から始まり、数十年かけて進行する
·急性の椎間板ヘルニアは一回の外傷的事象だが、多くは繰り返しのマイクロトラウマが原因
·実験室での繰り返し負荷により、数千回の繰り返し後に椎間板ヘルニアが発生
·重労働に従事する労働者の約25%が4年間の追跡期間中に新たなMRI上の椎間板変性を示す
·重労働者では一般的に8~10年の職業曝露後に症状が増加する
·MRIで検出可能な構造的変化が症状出現の数年前から始まっている
·椎間板の変化自体は無症状で、神経根や脊髄圧迫、椎間関節の二次的変化で初めて症状が現れる
いかがでしょうか。
ご覧の通り、腰痛は基本的に、10年近いスパンの中で
徐々に進行し、あるタイミングで症状化するのが
お分かりいただけると思います。
なので「腰痛を一発で改善!(ドヤッ)」系の整体院には注意しましょう。
一回の施術で楽になることはありますが、
改善にある程度の期間を要すると言うことは頭の中に入れておきましょう。
今回の内容の続きは、YouTubeにてご視聴ください。
スタジオルーツ宮古では、YouTubeやブログを通じて、
不調に悩まされない体つくりに必要な情報をお届けしております。
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また、ご来店時にはあなたに合ったライフハックをお伝え致します。
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