山根です。
近年、デスクワークの方が増えた影響か、五十肩(肩関節周囲炎)に悩む人々が増加しています。
特に40代から60代にかけての人に多く見られるこの症状は肩の痛みや可動域の制限を引き起こし、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
そこで今回は、五十肩の症状を改善するための効果的な方法や、最新の科学的データに基づくアプローチについて詳しく解説していきます。
五十肩は、長年の蓄積で起きる
五十肩は、肩関節周囲の炎症や
肩の動きをサポートする筋肉や腱の硬化が原因で発症します。
①最初は、肩の可動域が徐々に制限されていきます。
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②やがて強い痛みを伴うようになり、さらに可動域が制限されます。
最初は肩を動かすたびに痛みが生じ、
進行するにつれて夜間にも痛みが出ることが特徴です
科学的な調査によると、五十肩の原因は主に肩の組織の繊維化や
血流の低下による慢性的な炎症が関係しています。
この状態は放っておくと数カ月から数年続く可能性があり、適切な治療が必要です。
つまり、対策としては
・肩を動かして ”不動による繊維化” を防ぐ
→ぶら下がりや肩のストレッチ・筋力トレーニング
・肩の血流を阻害しない工夫
→適度な運動、入浴、いい姿勢
が有効と言えます。
すでに肩が痛い場合は、痛みのない範囲で小さく動かす習慣を。
最も効果的な治療法の一つが、肩の可動域を徐々に回復させるためのストレッチやエクササイズです。軽いストレッチは、肩の筋肉や腱を伸ばし、血流を促進することで炎症の軽減に役立ちます。
▷おすすめのストレッチ
- ペンデュラムエクササイズ: 体を前に傾け、腕をぶらぶらさせる動作を繰り返すことで、肩関節に負荷をかけずに可動域を広げます。ペットボトルに3分の1程度水を入れて、シャカシャカと小さく振ると動きが分かりやすくておすすめです。
画像のように前後に振るのもいいのですが、
ペットボトルを回転させるように小さく振ってみてください。
「肩の回旋運動」によって、深いところの筋肉まで刺激がいくようになります。
ある研究によると、定期的なストレッチとエクササイズを行った五十肩患者は
6か月後には肩の可動域が約30%改善したという結果が報告されています。
また、痛みの緩和も同時に見られ、日常生活への影響が軽減されたとしています。
日々蓄積するものだから、コツコツとケアすることが大切
カラダの症状には、2つのタイプが存在します。
①急激に出現し回復するタイプ
②じわじわと身体を蝕み、改善に時間がかかるタイプ
五十肩は長引くことが多く、②のタイプに該当します。
そして、いわゆる
「病院たらい回し」「整体巡り」
になりがちなのも②のタイプになります。
五十肩が日常生活に大きな支障をもたらしますが、適切なケアと治療を行うことで症状は確実に改善します。ストレッチやエクササイズ、そして専門的な整体など、科学的データに基づいたアプローチを取り入れることで、痛みを和らげ肩の機能を回復させることが可能です。今後の生活の質向上のために、積極的にこれらの方法を取り入れてみましょう。
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